赤い太陽にキッス! 

旅日記、旬の花をパチリ!
ランチあちこち、スウィーツ大好きも書きます。
そうそう、 朝一番の太陽にキッスも・・・

6.補陀洛山寺の本尊は千手観音

2019年10月04日 06時43分06秒 | こころの日記
6.補陀洛山寺の本尊は千手観音

補陀洛山寺の本尊は十一面千手観音で、重要文化財に指定されています。
平安後期の作といわれ1年に1月27日、5月17日、7月10日の3日のみ開帳されるそうですが
今日は私たちの為に特別に御開帳してくれました。



カメラを構えたら
写真はご遠慮くださいとのことで、半開きで御本尊がチラッと見えるこの写真まで
撮ることができました。


お寺の方が仰るにはこの曼陀羅図は、
現天皇陛下が皇太子時代お調べに来られたそうです。

それにしても説明をしてくれたお寺の方は話好きな方ですね。
自身の癌の話まで持ち出して、私はこの千手観音さまに助けてもらいました。
みなさんもお線香をあげ手を合わせてお祈り下さい。
キッと救ってくれます。と説いていました。

インド人のようなお顔でしたので、尋ねてみました。
生粋の日本人です。
インド人の坊さんからもそのようの見られましたと笑っていました。

5.世界遺産 補陀洛山寺 ふだらくさんじへ

2019年10月04日 06時30分04秒 | 紀伊半島秘境縦断8つのアンサンブル
5.世界遺産 補陀洛山寺 ふだらくさんじへ


2004年7月、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録されている
補陀洛山寺(ふだらくさんじ)へやって来ました。

お寺の方の説明では、
悠久の歴史を持つ伽藍でもなく、再建されたばかりで、これと言った特徴を持たない補陀洛山寺が
世界遺産に含まれたのは。
南方に補陀洛浄土を目指し渡海する上人達の出発点であったことが
大きな登録理由なんでしょうね。

と言われたようにこじんまりとした特徴を見いだせないようなお寺です。

補陀洛渡海とは、
平安時代から江戸時代にかけて、小さな船に閉じこもり30日分の水と食糧をたずさえて、
生きながらにして、南海の彼方にあると信じられていた観音浄土を目指すというものです。
史実として
28名の住職が旅立ったと記録されているそうです。

復元された補陀洛渡海船が展示されていました。
宗教で見られる 即身仏(修行者が瞑想を続けて絶命し、そのままミイラになること)や
観音浄土を目指す補陀洛渡海などは凡人には到底 理解し難いことですね。