2019.9.28(土)くもり
10.古座川の天然記念物一枚岩へ
日差しが時折刺すぐらいの曇り空の中、古座川を上流へ登ります。
バスが通るのがやっとの狭い道路です。
3分ほど走って古座川の一枚岩前にやって来ました。
高さ100M 幅500Mの巨岩が川渕にそそり立っています。
岩と言うより山の一部と思われるぐらいです。
一枚岩の成り立ちが書かれていました。
「古座川の巨石群は、冷え固まったマグマの塊が、
大地の隆起によって地表に現れ川に侵食され一枚岩になったものです」
一枚岩の守り犬と言う民話も伝えられているそうだ。
この辺りには岩を食べる魔物が居て、一枚岩も食べられそうになったが
犬が魔物を退治して一枚岩を守ったという話です。
古座川の巨石群は比較的柔らかく
宇津木石として石材にも利用されていたそうです。