'83年の9月に発売されたXTCのアルバム「Mummer(ママー)」のA面1曲目~2曲目の流れが秋になると聞きたくなる。
このアルバム「Mummer」全体を通して聴くことはなかなか無いが、この2曲は併せてよく聴く。
1曲目の「Beating Of Hearts」はXTCらしいイギリスの匂いを漂わせた弦楽器で構成された名曲。
その1曲目の終わりから、楽園で鳥や虫の鳴く音が聞こえ出す。そして2曲目の「ワンダーランド」に繋がっていく。この繋ぎ目の雰囲気が良い。
「ワンダーランド」はそれまでのXTCらしからぬトロピカルな雰囲気。
でもレゲエなどの青い世界の陽気さはここには無い。
同じ楽園でも、もはや日の沈んでいく静かな誰も居ない夕暮れのような感じがする。
ギターバンドでありながら、汗臭い「ロック」では無い、上品で理性的な匂いが漂うのが素晴らしい。
このアルバム「Mummer」全体を通して聴くことはなかなか無いが、この2曲は併せてよく聴く。
1曲目の「Beating Of Hearts」はXTCらしいイギリスの匂いを漂わせた弦楽器で構成された名曲。
その1曲目の終わりから、楽園で鳥や虫の鳴く音が聞こえ出す。そして2曲目の「ワンダーランド」に繋がっていく。この繋ぎ目の雰囲気が良い。
「ワンダーランド」はそれまでのXTCらしからぬトロピカルな雰囲気。
でもレゲエなどの青い世界の陽気さはここには無い。
同じ楽園でも、もはや日の沈んでいく静かな誰も居ない夕暮れのような感じがする。
ギターバンドでありながら、汗臭い「ロック」では無い、上品で理性的な匂いが漂うのが素晴らしい。