こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

Durutti Column - Lips That Would Kiss '79

2005-11-21 00:08:45 | 音楽帳
寒い夜に、夜酒を呑みながら、たまたま、引っ張り出して聞いたのが、ドゥルティ・コラムの「Lips That Would Kiss」。
さっきから繰り返し繰り返し、聴いている・・・。

ヴィニ・ライリーが、自殺した友人、ジョイ・ディヴィジョンのイアン・カーチスに捧げた鎮魂歌。

「Lips That Would Kiss」とは、イアンが書いた詩の一節だという。

ジャケットの美しさとともに、ヴィニが寡黙にギターで表現する世界に、ココロが震える1枚だ。

初めてこの曲を聴いたのは、'83か'84の頃、FM東京で土曜夜中3時からやっていた「FMトランスミッション・バリケード」という、今はなき名番組にて。
明け方、4時近くの最後の曲でこれがかかった。そのカセットを何度聴いただろうか・・・。

秋冬に聞くには、余りに切な過ぎる1枚。
時代を超えて残る魂の宿る音楽である。

コメント (2)
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