こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

好きな詩・セリフ : 色川武大 「ぼくの猿 ぼくの猫」

2006-07-23 21:04:07 | 詩、セリフ・・・そして、コトバ
昔の日記をめくっていた。
大阪に居る頃(91~96)の中のうち、1992年の年末にこのセリフが、本から転記されていた。
不安定な日々。
親父を憎んで数十年。
自分の父親が早く死ぬのを何度祈ったことだろう。

今(2006)未だ親父は嫌いだが、そこまでの感情は無くなっている。

「もうすぐ死ぬとばかり思って、死ぬことで彼の一生をくくろうと、ぼくはしてきたけれど、このぶんでは、なかなかくくれそうもない。
父親の一生がくくれないならば、ぼく自身の生の実感が、何ひとつくくれるわけがない。」
色川武大 「ぼくの猿 ぼくの猫」より

■これは、「百」という単行本【写真】に収録されてます。 

<「百」の書評より>
「おやじ、死なないでくれ―、と私は念じた。彼のためでなく私のために。父親が死んだら、まちがいの集積であった私の過去がその色で決定してしまような気がする」百歳を前にして老耄のはじまった元軍人の父親と、無頼の日々を過してきた私との異様な親子関係を描いて、人生の凄味を感じさせる純文学遺作集。川端康成文学賞受賞の名作「百」ほか三編を収録する。
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写真日和: 長き梅雨

2006-07-23 19:33:27 | 写真日和
毎年、7月20日、つまりは、学校が夏休みになる頃に、梅雨が明けて、夏が始まる、そういう認識がある。
ところが、今年は、そうはいかず、未だ、梅雨は明けず、ぐずついた天気が続いている。

天気がウツだと、気分も鬱になる。
この土日もやっぱり寝てごろごろして過ごしてしまった。

暑いのはゴメンだが、それでも、たまに晴れては欲しい。

***

夏向けの自作CDを途中まで作りかけていながらも、作業は停滞している。
気分がそうならないのだ。

そういいながら、今日聴いていた曲は、実に好い加減なランダムなもの。

●The Fixx  The Fool 1982年8月
●Ultravox   Monument 1982年11月
●Ultravox  We Came To Dance 1982年11月
●camel    Selva 1982年7月
●立花ハジメ ピアノ・ピローズ 1982年5月
●Tangerine Dream White Eagle 1982年6月
●Spandau Ballet she loved like diamond 1982年4月

などなど。

最近は、1982年に出会ったレコードなどを調べて聴きなおしている日々だ。
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