こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

2015年10月2日 金曜日 あらしの夜のこと

2015-10-02 23:13:22 | 音楽帳
2015年10月1日 木曜日・夜~
缶ビールと野菜五目ちゃーはん。その夕食を終えて横になっているうち眠っていた。
気が付くと1時半。
明かりを消して再び眠るが、”おしごと”場面やネコたちが出てくる夢を見た。

外からの圧迫音も伴い、明け方4時に目覚めてしまう。
爆弾低気圧による暴風。部屋が周囲から圧縮されてしまうかのような音。

おてんきは予報通り、夜を通して、島の空をぼーぼー揺らしていた。
クモの巣のようにはりめぐらされた狭い路地。その合い間に育ったみどりの樹々。
それらは暴風に吹かれながら、耐えていた。
ガラス窓がビッとときおり音がして、一枚向こうから風の圧力を伝えてくる。

4時の暗闇、パソコンで気象ニュースに行くが、これといった近い時間の情報がない。
しかたなく携帯電話に入ったワンセグを珍しく見る。ふだん使わない機能。
チャンネルを変えながら小さなテレビ画面を見るが、くだらない番組ばかり。
必要な気象について知りたくても、どこもやってない。

そして、しだいに、起きてしまったから眠れない、と言い訳をしながら、缶ビールのプルを暗闇であける。
ぐびぐび呑みながら、暗闇で唯一光るパソコンをながめていた。
そこからいろいろ。。。

***

きのうの帰り道、やっぱりこの季節、耳が向いてしまったトーマス・ドルビーの曲を聴いていた。
そして、じぶんの在り処(ありか)を見つけて安堵してしまった。
「平たい地球(The Flat Earth)」そして「ブダペスト・バイ・プリンプ」。
心地良く感じるのは、心音に近いゆるやかなテンポ。

そのせいもあり、暗闇でアマゾンに行ってみると今まで見たことのないジャケット。
なんと2011年に新譜が出ていた。「Map Of The Floating」という作品。それを、今になって知る。
その後、YOUTUBEに行った。イイじゃないか、と発見した嵐の夜明け。


■トーマス・ドルビー 「The Flat Earth」1984■

5時を過ぎて強い雨音が聞こえ出した。危ないとも思った。
しかし、この曲をシェルター感ある暗闇の部屋できいていた。

6時を回り、まだビール残り、朝風呂に入って外に出ると、もう雨は通り過ぎ、空はその余波をたなびかせながらも去って行った。
次第に青空覗くすがすがしい秋晴れの一日になった。

それは、あくまで東京のことだった。たまたま助かった今日、美しい秋の空を視ることができた。
コメント
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