
今朝は、宿を後に越前海岸河野浦にある北前船主
「右近家」を訪ねた。

江戸時代から明治にかけて、大阪〜蝦夷地の日本海を北前船で
各港を廻り手広く商いをしていた。

全盛期には、八幡丸を始め30余隻を所有していた。

公開している屋敷は、江戸時代の仕様を明治に建て替え、現在も
豪壮な構えに往時の繁栄の様子が窺える。




背後の崖の上には、西洋館や東家も建てられ、眼下の河野浦や
日本海の眺めが素晴らしい。




西洋館へ行くには急な坂道や石段の上り下りがあり、さぞ日常の暮らしは
大変だろうと思ったが、素晴らしい日本海の眺望は何にも代え難い。



河野浦には右近家を始め、中村家、刀祢家など船主や船頭・水主の屋敷が
点在していて、「北前船主通り」と名付けられ散策ができる。



荒々しい奇岩や巨岩の点在する海岸線を南下して、次の訪問地の若狭湾へ向かった。

レインボーラインを走り、三方五湖や若狭湾を眺望できる山頂公園を訪れた。


駐車場から行きはリフト帰りはケーブルカーを利用した。


山頂公園では、テラス席やハンモック、足湯などでくつろぎながら、
食事や景色が楽しめる。

連休明けで混雑することもなく、海を堪能することができた。
「右近家」を筆頭に船主たちは勇気ある人たちですね。
優秀な船頭、水主たちもいたようです。
ほぼ時代小説の知識です。
リフト、ケーブルカーと観光にも申し分ないですね。
苔むした石垣?は年輪を感じ風情満点、
どの写真も魅力的です。
「荒海や佐渡によこたう天の川」
芭蕉が詠んだように日本海は荒々しいイメージですが・・・
この日は穏やかなようでしたね。
ありがとうございました。
じっくりと拝見しました。
何度も後戻りしながら江戸時代から明治
への歴史を見せていただきました。
時代物ばかり読んでいる私にとって
本当に興味深い写真とコメントです。
この時代にタイムスリップしました。
板子一枚下は地獄と言われた時代に、それを乗り越え
て財を成した人達の足跡に感動しました。
知多半島の廻船問屋の屋敷跡を見学し、貴重な資料も見ました。
当時は人力と風の力だけで大きな船を操った技術と
勇気は凄いと思います。
青空は無かったけど静かな若狭湾の風景は絵のよう
にきれいでした。
屋敷の内部や調度品、資料などは撮影禁止でしたが、
よく維持管理されていることに感心しました。
貴重な文化財が散逸することをよく聞きますが、
建物も資料も往時のままに保存されています。
私も北前船の時代にタイムスリップした気分で
見学しました。
興味を持ち、じっくり見て頂き嬉しいです。