森の散歩道

四季の自然・野鳥・花・生き物など

イワヒバリ親子(立山2)

2016-07-10 | 立山

イワヒバリ イワヒバリ科/L18㎝ 高山の岩場で子育てをします。

霧の晴れ間を見て撮っていたのですが、後から見るとガスがかかったような写真も多く撮っていました。

綺麗な囀りが聞こえて来る方を見るとイワヒバリの親子がいました。

 

 

 

 石の上に乗っていたヒナが、側溝へ降りると水浴びを始めました。

 

それから、親鳥の気配を感じたらしく、ヒナは素早く上に飛び上りました。

 

 いいところで草の影になってしまいましたが、親鳥から何か食べ物をもらったようです。

 

 

 

 

 

 

 

子供は、まだ自分で餌を探す気がないのか、お父さんは餌探しに追われていました。

 

 蛾のようなものを銜えて来ました。

 

こちらは、少し幼い感じがします。上と2羽の兄弟でした。

 

 

 

 

 

 

 

お父さん

 

優しそうなお母さん

ヒナの兄弟は、親鳥に守られすくすく育つことでしょう。

親鳥は餌探しに夢中で、時には歩道にいる人の足元近くまで歩いて出て来てヒヤヒヤしました。

ファインダーからはみ出してしまうこともありました。('Д')

  
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立山のライチョウ親子

2016-07-08 | 立山

 7/7一日休みをもらって、ライチョウのヒナに会いに立山室堂平(標高2,450m)へ行ってきました。

曇りの天気で、気温は12℃ 少し風が吹いていました。到着した11頃はガスがかかって辺りが幻想的な風景に包まれていましたが、

みくりが池をゆっくり一周していると、午後には霧が晴れて、ライチョウの可愛い姿が堪能出来ました。

 

 

 

 

 ご馳走を啄んでいます。

 

 ライチョウ親子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 お母さんライチョウのヒナを見つめる優しい眼差しが、とても素敵に見えました。

 

 

 

 

 

 写真には4羽しか写りませんでしたが、母鳥は5羽のヒナを連れていました。みんな無事に元気に育って欲しいです。

 

 続きはまた。

 
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立山のライチョウに会いに行ってきました

2016-05-15 | 立山

週末はお天気がよさそうで、今年初めての立山へ行って来ました。連休を避けたので駐車場も余裕で止められ、8時のケーブルに乗って9時過ぎには室生堂平へ着きました。

高原バスの中から、運転手の方がクラクションを鳴らしても、全く動かないお猿さんたちでした。

 

立山駅辺りは霧に包まれていたのですが、標高2,450m室堂平は快晴でした。外気温は6.8℃ この日の積雪390m、今年は雪が少なく雪解けも早いようです。

自然保護センターの雪の回廊  海外からの団体さんが多いです。

 

 立山 雄山神社の社務所が見えます。

 

 

 

 ミクリガ池の雪が融け始めていました。お弁当を食べたベンチの場所から見る風景が絶景でした。

 

雲海が広がっています。

 

 雪の上を歩いているライチョウを見つけました。もう羽が斑になって来て夏羽に移行中です。目の上の赤い肉冠が目立ちました。

 

 こちらのライチョウ♂は上とは別の個体です。人がたくさん集まっている所にはライチョウさんがいますね。

 

ハイマツの上の、 良い所に留まっていました。青と緑の足環をつけていました。

おじぎもしてとても可愛い子です。ライチョウらしい写真も撮れましたが、雌には会えなかったです。

 

 

 

 

 

 300㎜レンズでは、小さいカヤクグリはよく撮れませんでした。ペアでいるものも見かけましたが数羽一緒に飛んでいたようです。

 

 

 

 

雪の大谷 15~16日富山市で開かれる先進7カ国(G7)の環境相会合を前に、各国の官僚の方や関係者の方々が、雪の大谷を視察されました。今年の立山は例年より少ない積雪です。

午後は早めに下山して立山山麓へ寄って帰りました。ここでもコサメビタキが多かったのですが、雌にアピールする雄を見ていると面白かったです。他にもエゾビタキも見て、ツツドリの鳴き声を聞きました。

 

 

 

 

 

 そのうちライバルが1羽2羽と増えて来ると、歌声にも一層熱が入るようです。

 

フジ

 

 ナナカマド

 

 コデマリ

 

 ハルユキノシタ

 

 ヤブニンジン

 可愛らしい花々にも出会えて癒されました。

  
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弥陀ヶ原の紅葉

2015-10-12 | 立山

室堂にいるとき寒かったので早めに高原バスに乗り、弥陀ヶ原高原(バス停1930m)で途中下車し盛りの紅葉を楽しんできました。

弥陀ヶ原へ降りると、風もなく穏やかでゆっくり散策が出来ました。

針葉樹(アオモリトドマツ)の緑と鮮やかな紅葉のコントラストが美しい眺めでした。

 

 

 

 

 

 

ナナカマドの実

 

 イワショウブの赤い実も可愛らしかったです。

 

 

 

大辻山も紅葉しています。

 

 立山荘と紅葉

 

 

 

少し高台から眺めると、バス道路や散策の人たちが見えました。弥陀ヶ原は、東西4km、南北2kmに広がる溶岩台地。

一面、紅葉の絨毯です。手前が一の谷

 

 

 

 

 

 

奥に見えるのが大日平 右に大日平山荘が見えます。

2012年7月弥陀ヶ原とともに、国際的に重要な湿地としてラムサール条約に登録されました。大日平まで行くには登山道を登って行きます。

 

 ダケカンバとナナカマドの紅葉

 

 

紅葉は、今月いっぱい楽しめるようです。

道路の端には、除雪時に目印になるポールが設置されていました。もう冬支度です。

 帰りの道路を車で走っているとき、お猿さんの群れに会いました。

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美化清掃 秋の立山

2015-10-11 | 立山

 10月10日 呉羽丘陵等をきれいにする日で、丘陵一帯で何ヶ所かに分かれ清掃活動が行われました。私たちの地区は早朝6時50分頃から城山公園で清掃活動をしました。今年は町内の班長をしていることもあり地域の行事に何かと参加しています。公園にはビジターセンターがあり、管理・整備がなされていることや公園を利用する人のマナーもよいようで、特別目立った大きなゴミは落ちていませんでした。

 

 清掃活動が早く終わったことで、翌日から天候が悪くなりそうだし、家に帰って急いで支度をして8時に家を出発し立山へ出かけました。

シルバーウイークの間は紅葉もピークで、乗り物に2~3時間待ちと聞いていたので心配しましたが、思ったほどでもなく車の駐車も順調に行きました。

直行バスに乗って、標高2450m室堂平へ着いたのが10時半でした。室堂平の気温が3℃と風が強く寒かったです。軽装で行ったのはちょっと反省でした。

お花の季節も終わって、辺りは晩秋の季節を感じます。

ミクリガ池を一周約2km 休みながら2時間ほど紅葉を眺めながら散策しました。(山頂に雄山神社の社務所が見えます。登山する人が何人も見えました)

 

 

 

ミクリガ池をバックに結婚式をされているお二人 登山者の方に祝福されてお幸せそう。 

 

 

 

リンドウ池  地獄谷の噴煙が風で流されガスっています。

 

右下が血の池

 

ミドリガ池  晴れた日には逆さに写る立山がきれいです。この日は風で水面がさざなみ立っているので写りませんでした。

 

 

 

 大日岳とミクリガ池

 

最後に、飛びもの? ライチョウもホシガラスも見かけなかったのですが、カラスが騒いでいる時、ホシガラスが1羽飛び出して行きました。

少し待っていたけれど、その後は戻って来ませんでした。小さいレンズでは無理ですね。

 午後から弥陀ヶ原で途中下車し、盛りの紅葉を楽しんで来ました。写真は次に。

 

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称名滝

2015-07-28 | 立山

7/26 この日は、県内の最高気温が36.7℃と猛暑日となり、今年最高の暑さを更新したようです。

涼しい自然の風に触れてみたくなり、標高1,000mほどの称名滝へ行って来ました。

称名滝へ行く途中に見える悪城の壁(あくしろのかべ) 道路左側の展望台から眺められます。

悪城の壁  立山の火山活動で生じた溶結凝灰岩の一枚岩が、称名川によって削られてできた壁。大きく二段になっていて、称名川の南側に、最大高低差約500m、長さ約2kmにわたって続いています。悪城の壁は、「すごく恐ろしく、砦のように人を寄せつけない崖」と言う意味で名前が付けられたと伝えられています。

 駐車場に車を止めて、30分ほど歩いた先に称名滝があります。

 称名滝は落差350mで日本一、国の名勝、天然記念物に指定されています。

ここまで来るのが暑くてちょっと大変でしたが、橋を渡ると冷たい水しぶきが飛んできてひんやりしました。

 

 

 

              

                                              

 

途中で出会えたお花  ホタルブクロ

 

イワシャジン

 

ヒヨドリバナに吸蜜するスジグロシロチョウ

 

  電線に並んでいるのはイワツバメの幼鳥たちです。

山の深い緑が目を楽しませてくれました。秋の紅葉の頃がまた良いでしょうね。

 

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弥陀ヶ原

2015-07-21 | 立山

19日連休の中日 曇り空でしたが、蒸し暑さから逃れて標高1600~2000mの弥陀ヶ原へ行って来ました。

涼しい風を感じながら、小回りコースと周辺を散策して出会ったお花たちを少しUPしました。

 

 

 タテヤマリンドウ

チングルマ

 

穂が少しずつ開き始めたものもありました。

 

 ワタスゲの穂が風に揺れていました。

 

 

 ニッコウキスゲ

 

きれいなキノコも、なんでしょうね。

ハクサンチドリ

テガタチドリ

 

 

 2012年7月、「立山弥陀ケ原・大日平」が、世界的に貴重な湿地を保全する「ラムサール条約」湿地に登録されました。

 車道を歩いて、少し上まで行ってみました。

ナナカマド

花火のようなシシウド 

  カラマツソウ

 

 弥陀ヶ原にはガキの田と呼ばれる池塘が点在しています。称名渓谷の向こうに大日平が見えます。

 

 軽いレンズで真っ黒になってしまいましたが、樹の天辺で囀るウグイスがいました。

 

ウソ

他にキセキレイ、メボソムシクイの声も聴きました。2時頃から雨が降ってきて、予定より早いバスで山を降りました。

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高山のお花たちほか

2015-07-15 | 立山

足元に咲いている、可愛らしい高山植物に癒されました。いろいろ咲いていましたが、連休頃から最盛期に入るのでしょうか。

お花を何枚かとあと風景も少し入れました。

イワギキョウ

 

 ハクサンイチゲ

 

 ヨツバシオガマ

 

クロユリ

 

猫又山

 

雪形もライチョウのヒナに見えました。?

 

 

みくりが池

 

雪の大谷ウオークで賑わった場所。開通時は19mの高さがあった雪も融けて少なくなっていました。

 

帰りのバスの中から  立山

 

 弥陀ヶ原

 

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カヤクグリとイワヒバリ(立山2)

2015-07-14 | 立山

昨日からフェーン現象で猛暑日が続いていますね。皆様暑さにお気をつけてお過ごしください。

室堂平の続きで、見た鳥をUPしました。残雪の上がひんやりして、歩いた感触もよかったです。

 

コバイケイソウが所々に咲いていました。

 

カヤクグリ イワヒバリ科 /L14cm 

崖の辺りで子育てをしていたようです。虫を集めて嘴いっぱい銜えています。

 

 

 

 

 

 

 

 ハイマツの天辺でも、しきりと囀っていました。

 

 イワヒバリ イワヒバリ科 /L18cm

巣立って間もないヒナが、岩の上でピイピイ鳴いていました。親鳥を呼んでいたようです。

 

 

 

 

 

 

 イワヒバリの成鳥 親鳥かな。

 

 

 

 

他に、姿は見れませんでしたが、近くからメボソムシクイの囀りも聞こえて来ました。

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立山のライチョウ(親子)

2015-07-12 | 立山

 7/11 晴れの予報で、朝6時過ぎに家を出て標高2450m立山室堂平へ行って来ました。

乗り継ぎの待ち時間が少しありましたが9時には着いて、気温が14℃前後と澄んだ空気の中で、暑さを忘れてのんびり散策を楽しみました。 

室堂平では所々少し雪が残っていますが、みくりが池の雪もずいぶん融けて、ブルーの湖面が美しい色を見せていました。

高山植物が咲き始める此の時季は、親子のライチョウにも良く会えました。

ミクリヶ池

 大日岳と地獄谷

 

 先ず最初に出会ったライチョウ親子 300㎜レンズでは遠かったです。

 

 

それから先へ行くと、人が大勢集まっているのを見て急いで行ってみると、

なんと寝っころがって撮影していたカメラマンの方の体の上にライチョウのヒナが乗っかったそうです。

私が行った頃はヒナが飛び降りて歩道でキョトンとしていました。太い足が可愛いです。

 

 ヒナは植物を啄みながら、こんなにも近くまでやって来ました。

お天気が良いとヒナたちも嬉しいのでしょうか。あちこち元気に走り回って可愛らしい姿を見せてくれました。

 

 

でもライチョウお母さんは、心配でたまらないと言う様子で、時折人に向かって威嚇したように羽を膨らませることがありました。

ヒナの後を追いかけるように、気を配ってかなり神経質になっているようです。

 

 ヒナたちは雪の上を元気に走り回ります。小さくても滑らないようにしっかりした爪を持っていますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 帰りに、最初に親子を見た場所へもう一度行って見ると、また同じ親子に会えました。

お母さんは7羽のヒナを連れて、今度は近くまでやって来ました。

 

 

 元気な子たちより少し成長が遅れている子がいるようで、お母さんが側で見守っていました。

雪解けで出来た穴へ時々入って体温調節をしているようです。

 

 

 

 

それから、お母さんはお食事するレストランまで、ヒナたちを誘導します。

おチビさんも後から、急いで追いかけていました。

 

 出会えた2組の親子は、それぞれ7羽のヒナを連れていました。食事の採り方など教える為いろんな所を連れて歩いているようです。

ヒナが秋まで成長しても、過酷な高山の冬を生き抜けるものは1割もないと聞くと本当に切ない気持ちになります。

多くのヒナたちが、無事に生きて行けることを祈らずにはいられません。

他の鳥や花はまた次に。

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