森の散歩道

四季の自然・野鳥・花・生き物など

黒部湖 コガラ

2012-11-12 | 立山

 黒部湖の標高1455m

室堂から黒部ダムまで下りると雪もなく青空が少し見えてたのですが、後ろ立山連峰は雲に隠れていました。

 

 

湖畔の遊歩道を歩いて、出会った「コガラ 」    

 

 

忙しく動き回る鳥で、なかなか捉えることが出来ませんでした。 

 

 

カラマツの黄葉がきれいでした。

 

ダムの観光放水は終わっていたのですが、一時放水があったのかもしれません。少しの間虹が見えてました。

 

 

 

   

 ブナの葉を落として、辺りはすっかり初冬の雰囲気

野鳥も少しは期待したのですが時期が遅かったようです。景色をのんびり眺めながら戻りました。

 

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立山は冬景色

2012-11-11 | 立山

 11月11日(土)立山の天気 曇りのち晴れ時々小雪がちらつきました 室堂-4℃

今年最後にと思って立山へ出かけました。立山はすっかり冬景色、この日は室堂平の積雪30センチあり一面の銀世界が広がっていました。

遊歩道沿いのポールに、風上側へ向って成長する「エビの尻尾」が見られました。少し風がありましたが毛糸の帽子を被ってジャケットを着ていると寒くなかったです。

一時雲の間から日が差すと、雪が白く浮かび上がり幻想的な風景を醸し出していました。

スノボ、スキー、雪上ウオーキングなど楽しまれる方たちも、ふわふわの新雪を踏んで気持ちがよさそうでした。

 

 

 

ミクリガ池 

ミクリガ池の見える所からターミナルへ戻り、それから乗り物を乗り継ぎ黒部湖へ降りました。

 大観峰から黒部平までの「立山ロープウエイ」7分 行きは霧に覆われ真っ白でしたが、

帰りのロープウエイの中から見ると、葉を落としたダケカンバの林の風景が圧巻でした。

 

 

デザインも一新した立山ロープウエイ  ツアー観光客の方が寒そうにして、交代で黒部ダムへ降りて行かれました。 

 

3時頃室堂平へ戻ると晴れていました。立山の稜線が浮かび上がって美しく、帰りのバスの待ち時間までの間にもう一度撮りました。

 

ミクリガ池

 

立山駅から美女平間のケーブルカーが工事のため運休で、室堂まで直行の代行高原バスが出ていました。

ミクリガ池温泉はまだ営業されていましたが他の山小屋や駅の売店も閉められ冬の準備が整っています。

本格的な冬が訪れる前の穏やかな日に、冬の立山が見られてよかったです。黒部湖畔で散策した写真は次回更新します。

(コンデジで撮影しました)

 

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立山紅葉2 イワヒバリ 弥陀ヶ原

2012-10-11 | 立山

 10月9日  三日目もお天気に恵まれ、爽やかな朝を迎えました。(日の出 7時10分すぎ)

  

 

朝は霜が降りて地面に薄ら氷が張って白くなっていましたが、前日よりも暖かく感じました。

 

立山自然保護センター 

 

 

センターの側で「イワヒバリ 」が草の種を啄んでいました。

 

 

ライチョウ情報もあったのですが、出会えず残念でした。他にホシガラスが飛んでいるのを見ました。 

9日午前中で自然観察ツアーが終了しました。

午後から弥陀ヶ原へ寄って美しい紅葉を堪能して帰りました。 

 

 

車道を少し歩いて、高い位置から弥陀ヶ原湿原を眺めました。  右が大日平

 

  

ガスが少しかかっていますが、美松坂の紅葉がとてもきれいです。

ナナカマドの赤色とカエデの黄色が色鮮やかに映えて日本画のような彩りでした。撮影スポットではカメラを構える方が多かったです。

 

 

 

 

ツルリンドウ

 

かつて立山道に安置された西国三十三所観音の石仏の一つ、第二十三番石仏 (弥陀ヶ原バス停100m上) 

また立山へ来たいわ~、とお客様から嬉しい言葉が聞けてよかったです。

ご一緒した方がとてもよい方で充実した時間が持てました。ありがとうございました。

 

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立山室堂平の紅葉1

2012-10-10 | 立山

 10月7日~9日まで、室堂平自然解説活動最後の班で行って来ました。

立山の今年の紅葉は、夏の日照時間が長かったことで例年より見頃が1週間ほど遅れたそうで、美しい紅葉を堪能することが出来ました。

連休は県内外からたくさんの観光客が訪れ、8日は帰りの高原バスを待つ人が、ターミナルの屋上から外へ出て行列が出来るほどでした。

よい写真は撮れなかったのですが、立山の風景を何枚かUPしました。

7日の一日目は霧雨で、立山も隠れてしまいました。気温は5℃ぐらいだと思います。

 

チングルマの紅葉

  

 

翌日8日は快晴に恵まれ、気持ちの良いお天気になりました。 立山から昇る日の出をお迎えしました。 7:10 

 

朝日が射した大日岳

 

 

朝方、立山の山頂に少し雪が降り、室堂平に霜が降りました。

前日は真っ赤に紅葉していたチングルマの葉も、痛んで色が赤黒く変わってしまいました。秋の紅葉は日に日に変化して行きますね。

霜の花

 

 ハシブトガラスを時々見かけました。

 

ミクリガ池 

 

 

 

 地獄谷からの噴煙と大日岳

 

お花の時期は終わっていますが、「ミネウスユキソウ」  エーデルワイスの仲間です。 

 

 

8日夕方4:00頃、帰りの高原バスを待つ人の列が、ホテル立山よりずっと後方まで続いているのにびっくりしました。

このような光景を見たのは初めてのことです。5:00頃までには終わってほっとしました。

(案内板が見える所が最後尾です。高原バスやケーブルもフル回転の一日でした)

 

富山平野へ沈む夕日   夜はキラキラ光る星空が美しかったです。  

次回へ続きます

 

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立山3 弥陀ヶ原のベニヒカゲ

2012-09-13 | 立山

午後、弥陀ヶ原へ着いた頃には少し雲行きが少しあやしくなって来ましたが、帰りのバスに乗るまで雨が降らなくてよかったです。

先ずは富山平野と富山湾の展望から…遠くに見えるのが能登半島です。晴れていればもっと綺麗に見えるのですが。

 

湿原では、ワタスゲの白い穂が終わって、「イワショウブ」の花が見頃となっていました。 

 

 

ワレモコウも咲いています。 

 

湿原のあちこちで、「ベニヒカゲ」がイワショウブの花に吸蜜しています。

開張47㎜ 亜高山帯で見られる蝶です。上の写真にも何頭か写っています。

 

 

ゴマナの花にも吸蜜 

 

 

シモツケソウの花がまだ少し咲いていました。

 

 

 前回7月中旬頃に訪れたときに見た、ビンズイやヒバリの姿はなく、秋の気配を感じました。

 

バス停に戻る頃に少し霧が出て来ました。アオモリトドマツの針葉樹林帯が美しいです。

 

 

 

植栽ですが、立山荘前の、「ヤナギラン」が見事に咲いていました。

  

 ナナカマドの葉も少しずつ色付き始めていました。

 

麓の駐車場近くで、ピンク色のツリフネソウが珍しかったので撮りました。

 弥陀ヶ原では生き物は、ベニヒカゲしか撮れませんでした。

それでも初めて撮った蝶で、最初に湿原の入り口手前で見つけた時は嬉しくて葉に隠れている蝶を何枚も撮っておりました。

それから湿原に入ると、あちこちにたくさん飛んでいるのを見て、ちょっと気が抜けてしまった感じでした。(/_;)

風景が多くなってしまいましたが、これで立山の写真を終わります。 見て頂きありがとうございました。

 

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立山2  ライチョウさんの羽衣

2012-09-11 | 立山

 季節に合わせて衣替えをするライチョウさんは、秋の装い。草の陰でじっとしていると何処にいるのか全くわからないほどです。

この頃の♂と♀は、とてもよく似た羽の色をしているので見分けがつきにくくなります。

夏羽、秋羽、冬羽と一年に3回冠羽をして、11月中旬頃までには白い羽衣となって冬の準備が整います。

今も換羽中なので、背中の羽が複雑な模様になっています。周りの風景に溶け込む保護色が改めてすごいと思いました。

 

ライチョウさんが、「クウ クウ・・・」と鳴いています。誰かを呼んでいるようです。

 

石の陰になっていた一羽が現れました。親子だと思いますが、体はもう大人と変わらないくらい大きいです。

もう安全だからお食事しましょ、と話してたのでしょうか。ウラジロタデの葉を啄み始めました ^^

 

右の若い子は目の上に細い赤色の肉冠が見えるのでオスのようです。

 

お母さんも、石の上にいると絶対敵に見つからないですね。 

 

 

 

時々風に乗って、地獄谷からガスが上がって来ます。

有毒ガスの影響でハイマツが枯れ、周辺では紅葉したように赤くなっています。

今年は地獄谷への道が通行止めとなっていますが、ライチョウさんたちに影響がなければよいと思いました。

 

 

大日岳とミクリガ池

 

立山とミドリガ池

 

 タテヤマアザミ

 

 オヤマリンドウ

   

ハンゴンソウ 

 

イワオトギリソウの紅葉が始まっていました。

 

チングルマの種とイワイチョウの黄葉 

立山の風景は、日ごとに色付いて来ているようです。

ホシガラスとライチョウに出会えたので、午後から1時間ほど弥陀ヶ原も見て来ました。

 

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立山1 ホシガラス

2012-09-10 | 立山

 9月9日(日)ホシガラスに会いに、立山へ出かけました。

この日は曇り空で、気温は12℃ じっとしていると少し肌寒かったですが、歩いている時はブラウス1枚でちょうどでした。

山ではもう初秋の装いでした。下旬頃には、美しい紅葉の絨毯が見られそうです。

 

奥の方に、雲が少しかかった剱岳が少し見えます。

 

ワレモコウの群生が美しく、観光客の皆さんが足を止めて見られていました。 

 

間もなく、ホシガラスのお出迎えがありました。ハイマツの種子を目当てに、今頃になると山で飛んでいるのを見かけますが、

白い班の模様が和風的な印象を受けます。 

 

 

 

種を取り出して、喉にたくさん溜めこみ、決まった場所へ運んで食べるようです。

実をもぎとって、運んで行く姿も見ました。種をたくさん集めると木の隙間や地中に隠したりもするようです。

ホシガラス カラス科 35cm

 

木の根元に隠れてお食事をしています。 

 

 

 

実を啄んだと思われる跡

 

 

所々に、小さなハイマツが育っているのを見ました。ホシガラスの食べ残しや糞から排出されたものが芽生えることが多いようです。

 

室堂ターミナルの屋上展望台で、9日午前中まで「立山黒部アルペンフェステイバル」が開催されていました。

 

400㎜の望遠レンズを持って行ったのですが、ホシガラスは目の前にいてくれたので、その必要もなかったです(^^ゞ

すれ違った方が、「あそこにライチョウがいたよ!」と嬉しそうに教えて下さるので、このあとライチョウのいる場所へ急ぎました。続きは次回に。

 

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落差日本一の称名滝 キツリフネ

2012-09-02 | 立山

 前夜は雨が降って少しは涼しくなるのかなあと思ったのですが、日中はまた厳しい残暑となりました。

9月1日(土) 立山まで行くには時間的にも遅かったので、車で行ける称名滝まで涼を求めて出かけることに…

称名滝は、滝100選に選定され、立山連峰の水を集め弥陀ヶ原台地をV字状にえぐる落差350m4段に折れて落下する、日本一の大瀑布です。

春は右側にハンノキ滝が流れ、秋には紅葉が見頃となる時期が絶景です。7月に大日平・弥陀ヶ原とともに称名滝もラムサール条約に登録されました。

滝の側まで行くと水しぶきがかかって涼しかったです。 

 

 

 駐車場(標高970m)から 称名滝(標高1.065m)まで1.3キロ、徒歩30分ほどです。

 

 

「悪城の壁」を見るには、称名滝駐車場より少し手前に展望台があります。

約8キロメートルにわたって切り立った壁が続く称名峡谷は、立山火山の大噴火でできた溶岩の大地が称名川に深く削られてつくられました。

悪城の壁はたび重なる雪崩によって、このような景観となりました。一枚岩と聞くと驚きです。

近づくことのできない難攻不落の城にたとえ、このような名がつけられたと考えられています。

 

 時々ひらひら飛んで来るアサギマダラに振られてしまいましたが、ひと時の涼と秋の花々を見て秋の気配を感じて楽しみました。

八郎坂から見る滝はさらに迫力があるので、紅葉の頃にまた訪れたいと思いました。秋の花を少しUPします。

キツリフネ

 

毎年楽しみにしている里山のキツリフネが、今年は異例の暑さから葉も黄色く枯れそうになっているので、この日は山で見られてよかったです。

立山の麓で、ピンク色のツリフネソウも見ました。こちらは距の部分がくるりと巻いていますね。

 

 

シシウド 線香花火のようですね。 

 

 

オオイタドリ

 

アキギリが咲いていました。

 

ノコンギクとベニシジミ

 

 

オオイチモンジでしょうか。だったら見るのが初めてです。

 

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立山(続き)

2012-08-26 | 立山

立山での写真がもう少し残っているので、続きで載せました。

登山道周辺では可愛らしいお花が咲いて、癒してくれました。 

 

 

 

イワオトギリソウとウサギギク

 

アキノキリンソウ

 

ヤマハハコ 

 

ツガザクラ

 

ミヤマタネツケバナ

 

クロクモソウ

 

オトコヨモギ 

 

ヒトツバヨモギ   葉にヨモギの香りがします。

 

  少しずつ秋の風景へと変化しているように感じました。イワイチョウの絨毯や草紅葉が見られるのも間もなくでしょう。

タテヤマアザミ 

 

 

ワレモコウ

 

 

ウメバチソウ

 

供養塔

立山禅定中に不慮の死を遂げた方は多く、その菩薩を供養するための慰霊碑です。

高さ5mあり、冬の間は雪に覆われて見えなくなります。

 

 

ミクリガ池の近くでは、人だかり・・・「オコジョ」がしばらく走り回っていたのですが、教えてもらって見た時にはもうすぐ穴に入る所でした。

私はカメラをリュックにしまったままで、見ただけに終わりました。たくさんの方が携帯で撮られてたので、残念。

それで、以前コンデジで撮った写真ですが、「ネズミを銜えたオコジョ」を載せました。

 

 

オコジョ 18~29cm  冬毛はまっ白になります。

 

 

3時閉会式  立山美化清掃大会が無事終了しました。

 

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立山美化清掃大会 チョウゲンボウ

2012-08-25 | 立山

 8月24日(金) 立山では「第37回立山美化清掃大会」が開催されました。

県内ボランティア、自然保護団体、山岳団体など200名以上の方が集まられ、

開会式の後、美女平から黒部湖まで7班に分かれてゴミ拾いと室堂平では外来植物除去も行われました。

 

玉殿の湧水  湧水給水場が人気です。

  私たちのグループは、室堂平~一ノ越までゴミ拾いをしました。

ゴミ持ち帰り運動などでマナーが向上していることでもあり、立山はきれいですぐに目に付くようなゴミは落ちていませんでした。

それでも小さなゴミをいくつか拾いました。それぞれ回収したゴミは家に持ち帰りました。

 

当日は少し曇り空で、連日の暑さから逃れて、天然クーラーの中で快適な一日を過ごさせてもらいました。

夏の花が終わりかけて、一部ではイワイチョウの紅葉も始まり秋の気配も少し感じました。

遊歩道沿いで、トリカブトの鮮やかな色が目を引きました。お花は他にもたくさん咲いていますが、いくつかを紹介します。

 

 ミクリガ池  手前はウラジロタデ

 

クロトウヒレン

 

 ヨツバシオガマ

 

エゾシオガマ

 

 ミヤマダイモンジソウ

 

 タテヤマリンドウ

 

ミヤマリンドウ

 

オヤマリンドウ

 

 

 

  山のひんやりした空気が伝わったでしょうか。

立山登山を終えた小学生たちが元気に山を下って行きました。雄山山頂からの展望がすっきり見えたとのことでした。

 

 

イワツメクサ

 

 モミジカラマツ

 

 ホツツジ

 

チングルマの果穂が風に揺れて可愛らしい姿を見せていました。

 

花も少し咲いていました。

 

 ミクリガ池

 

オオハナウドとワレモコウの群生もきれいでした。

 

 

 チョウゲンボウのホバリング 

 

 

 

 チョウゲンボウが飛んでいてびっくりしました。ネズミでも狙っていたのでしょうか。

シルエットでしたがここでは初めて見たので証拠写真に入れました。

他に、下りのバスで天狗平辺りを通った時、室堂方面へ向かって飛んで行く3羽のカラスを見ました。

  

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