自然博物園ねいの里では、1月4日から6日まで毎年恒例の特別頒布「春の七草を愛でる」行事があり、昨日6日の午前中お手伝いに行って来ました。
標高が100m位の所にあるので、平野部より少し雪が多いです。
受付カウンターのお正月飾り (干支の龍は、クラフトの先生の作品 龍の口に歯まで…細かい所までとても丁寧です)
自然で育った七草は大変人気があり、年末に予約して遠くから買いに来られるお客さんも多くいらっしゃいました。
水洗いしてパック詰めした七草を1P200円で販売しています(4日~6日まで)
春の七草
~せり(セリ)、なずな(ペンペングサ)、おぎょう(ハハコグサ)、はこべら(ハコベ)、ほとけのざ(コオニタビラコ)、すずな(カブラ)、すずしろ(ダイコン)これぞ七草~
今朝は、一年の健康を願って、ねいの里で頂いた七草で「七草粥」を作り、春の香りと一緒に頂きました。
七草粥
正月子(ね)の日に無病息災を祈って若葉の「あつもの」(汁もの、汁)を調理する我が国古来の風習に、後に伝来した中国の風俗が重なったものと考えられます。
平安朝の公事では、正月15日に7種の粥を食すると有り、元来は、米、麦、粟、ひえ、きびなどの7種を入れた粥(飯)でした。
それが、正月15日は小豆粥となり、7種の菜粥は7日に移りました。江戸時代からは五節句の一つとして天下一般に祝うようになりました。(資料より)
お正月に美味しいご馳走をたくさん食べて、弱った胃を労わる意味もあるようですね。