2日目の早朝5時頃、前日松之山観光協会で聞いた「雲海撮影ポイント」へ出かけました。
棚田に雲海が広がる幻想的な風景を堪能しました。
放射冷却によって川や田カから霧、層雲が発生し、雲の海に山々が浮かんでいるように見えます。
6月~9月末の晴れた夜明け前から早朝にかけて多く発生するそうです。
湯山集落
朝食まで少し時間があったので、鳥好きの人たちと宿の周辺で探鳥をしました。
ノジコ スズメ目/ホオジロ科 L14cm(夏鳥) 電線に留まって大きな声で囀っていました。
サンショウクイ スズメ目/サンショウクイ科 L20cm(夏鳥)
ピリり ピリり・・・鳴いていました。たくさん飛んでいた蛾を目当てにやって来たようです。
ホトトギスが近くの木に留まって少しの間鳴いていました。
ウグイス スズメ目/ウグイス科L14~16cm (留鳥)
午前中散策した大厳寺高原は、標高約800mの所に位置する高原で牧場や菖蒲園などもあり、
ブナ林に入るとひんやりして展望台まで歩きやすい遊歩道が続いていました。
レンゲツツジが咲いていました。美しい花ですが全木に毒があり、牛や馬にとっても有毒なため食べ残すので、レンゲツツジの群生地になっている牧場も多いとか。
花の蜜を子供が吸うと中毒症状を起こす場合があるそうで、摂取させるのは非常に危険なことと知りました。
ウラジロヨウラク
豪雪に耐え複雑な造形になったブナが見られました。
最後にキョロロの森を見学しました。 アカショウビンの餌になる生き物のために整備した池があります。
この日は森の学校で小学生の里山探検があったようで、網を持った元気な子供たちに会いました。
他にも歴史を感じる、隠れキリシタン伝説の松陰寺のマリア観音像などいろいろ見て楽しんだ観察会でした。アカショウビンの声も聴きました。
企画して下さった幹事さん、参加の皆さんありがとうございました。
私は未だ見たことがないです。
アオジと間違えるなんて言っている人がいましたが・・・
霧や層雲の景色から察するに、ずいぶん高いところに行かれたようですね。
そして、年齢を重ねたブナの木、ビックリです。
korekoreさんはノジコが未見でしたか。先日行かれた舳倉島には、いなかったですか?(^^ゞ
ノジコは、アオジのような顎の辺りの白い線がないのと、白いアイリングが特徴です。
それほど標高の高いところではないんですよ、せいぜい1000mぐらいだと思います。
長い年月を生きているブナの姿が神々しく感じました。
冬は5m以上の積雪になるそうで、雪に押されてこのような形になったのでしょうね。