原石の展示もかなり凄いです。行く価値ありますよ!
「ロードクロサイト」。宝石店ではほとんど見掛けないですね。パワーストーンのお店や鉱石専門店などで多く見掛けます。
宝石としてカットするには硬度が低く、衝撃で割れてしまう可能性が高いのがその理由です。
アルゼンチンの一番古い鉱山で採れる良質のものは「インカローズ」という名称で流通しています。これなら聞いた事があるかな?
主要な流通国はアメリカです。
「オパール(上)」と「ファイア・オパール(下)」。
これもイミテーションが多い宝石です。人工ガラスに薄くスライスしたオパールを貼り付けた物、人工ガラスそのもの・・・結構色々です(汗)。
含水珪酸ゲルが硬化したもので、5~10%の水分を含んでいます。
なので・・・注意!!乾燥しすぎると水分が失われてヒビが入ります!!宝石店のショーケース内に水が入ったコップが置いてありますよね。
宝石の乾燥防止です。自宅で保管する場合には充分注意しましょう。
でっかい「紫水晶」の原石。
ここで注意!紫水晶は長期間直射日光に当たると紫色が薄くなります。原石を直射日光が当たる場所に飾るのはやめましょう。
指輪やネックレスをして歩くぐらいなら退色の心配は無いですよ。
更にでっかい「水晶」の原石。こんなの家に飾ったら、床が抜けそう(笑)。
これは面白い!ダイヤモンドの研磨工程です。
左から右にカットされていきます。これはなかなか見れないのでちょっと感動。
これは宝石のカットモデル。こんなにたくさんのカットの種類があるのか・・・。
カットの形は宝石の種類と特徴によって違います。光の反射や透過を考えているんですね。
ダイヤモンドのブリリアントカットは”入り込んだ光をどれだけ石の中に閉じ込めるか”を考えてカットされているそうです。
日本のどこでどんな宝石が産出されるのか・・・日本地図の上に実際に産出された宝石の原石を配置した展示物です。
これを見ると・・・行ってみたくなるなあ(笑)。
福島県の宝坂峠は有料で宝石採掘ができますよ~。
最後は水晶の巨大原石!
部長と比較すると、こんなにでっかい!1270Kgもあるそうですよ~!
元素周期表。学校で習ったものに写真が付いています。これだったらみんなもっと興味を持てたのにね。
左下に「一家に一枚周期表」って書いてありますが・・・いらん。
この宝石博物館、凄いです。ショップも充実していて楽しいですよ!
次回、小さなヨーロッパ「オルゴールの森」に行きます。
お楽しみに~!!