ちょっとだけコーヒーの知識を増やして、語っちゃおう♬
これは栃木県の『とちぎ花センター』の大温室とちはなちゃんドーム内で育てられているアラビカ種のコーヒーの樹です。
コーヒーの実は緑色から赤に熟します。

コーヒーの実は熟してから収穫して、実から種を取りだして、別々に乾燥させます。

こちらが実。
実は甘いですよ。
実も『コーヒーチェリー』としてハーブティーのようにお茶になります。

こちらは種。
コーヒー豆になるのはこれです。
実から取り出してよく洗って乾燥させるんですが、乾燥させる前に薄皮を剥く必要があります。
手作業で薄皮を剥くのは、かなり大変な作業です。
※先に紹介した写真では中央に別のザルはスタッフがどけてくれました

さて・・・ここから話のルートがふたつに分かれます。
こちらは飲む『珈琲ルート』。
これはお正月に、とちぎ花センターでたった20個の数量限定で戴いたお年玉です。

中身はドリップ珈琲、その名も『ミカモンジャロ』。
みかも山の麓のとちぎ花センターで採れた珈琲だからね♬

そう、とちはなちゃんドーム内のさっき紹介したコーヒーの樹から収穫した珈琲です。
で、薄皮を剥いて乾燥させる工程までは前述と同じ。
それを県内の珈琲店で焙煎してもらってパッキングしたものだそうです。

淹れ方は、パッケージの裏のこの通り☆

少量の熱湯を注いで、20~30秒蒸らします。
珈琲の入れ方はそれぞれ好みとこだわりがあるので、ここは多趣味部的な淹れ方で。

ゆっくりと熱湯を注ぐと泡立つので、その泡が消える前に注ぐのを終了します。
熱湯が多過ぎると当然薄くなるし、苦みやえぐみが出ちゃいます。
で、淹れたのがこの珈琲ミカモンジャロ。
かなり油分が多いです。
では、ここからは個人的インプレッション。
封を切った際の香りは非常に強い。
淹れた後の香りは甘さを含む。
味わいは、コクは薄いが甘味が強く酸味はわずか。
苦みは長く続かず、後味にベリー系の果実感が残る。
キレが良く、口の中に雑味によるドロドロ感は全く残らない。
冷めると、隠れていた酸味と栗の皮のような渋味がわずかに現れる。

ここからは、育てる『コーヒールート』。
とちぎ花センターの『種ガチャ』であのミカモンジャロの樹から採れた種を手に入れよう!

これがその種。
あ、コーヒーの種はネットショップでも入手できます。
多趣味部がこだわるのは種のトレーサビリティ。
要するに「ここで採れた種で親株はこれで種類がこれ」が大切☆
種まき時期は5~9月、種をまいてから3~5年で開花します。

そして・・・発芽してから2年経った株がこれです。
コーヒーの苗はホームセンターなどで安価に入手できますが、種から育てると愛着がありますよ♬

淹れ方は、多趣味部的にやれば少なくとも失敗は無いです。
苗を簡単に育てたいときは、398円ぐらいから入手できますよ!
【こっそり裏話】
私が好きなコーヒーはマンデリンです。