冬からのスタートが近道です☆
カナリア用の皮むきエサとハトエサとヒマワリの種をミックスして、野鳥のエサにしよう。
カナリア用のエサは皮むきタイプと皮付きタイプがあるけど、うさぎ学園の校庭では皮付きタイプは避けています。
だって、野鳥が剥いた皮が散乱するからさあ。
で、ミックスしたエサをエサ台に置きます。
長さ1.2m程度で直径5センチぐらいの杭に、鉢の受け皿を釘で打ち付けたエサ台です。
受け皿には水抜き穴をいくつか開けておくのが大切。
雨水がたまってエサが腐っちゃうからね。
エサ台の高さは、ネコがジャンプしても届かない高さ。
塀の側に置くのも危険です。
カナリア用のエサは『スズメ』たちの大好物。
たくさん集まってくるよ~。
ここで重要なのは「野鳥が来るまで気長に待つこと」。
1日や2日じゃ来てくれないです。
野鳥たちは遠くから危険の有無を長期間かけて観察しているので、自分がエサ台に近付くのは極力避けること。
それと・・・なかなか野鳥たちが来なくても、エサ台の設置場所を変えないこと。
設置場所を変えたら「ふり出しに戻る」、だ。
気持ち的にね~、1か月ぐらい来ないと設置場所を変えたくなっちゃうんだけどね~。
そこを我慢。
2~3カ月は来ないこともあります。
ハトエサは『キジバト』の大好物。
他にヒヨドリなども現れますよ。
冬が野鳥を呼ぶスタート時期に適しているのは、自然界の食べ物が不足しているから。
今からエサ台を設置すれば、春先には訪れてくれるかも♬
暖かくなっても雑草たちが花を咲かせて種を落とすまで期間が掛かるから、3月ぐらいが一番エサが少なくなるっ。
その頃に野鳥たちが訪れるのを待つのですよ。
ヒマワリの種は『シジュウカラ』の大好物。
器用に殻を剥いて中身だけを食べます。
殻を剥いてあげちゃダメですよ。
他の野鳥に食べられちゃうので、シジュウカラは来なくなっちゃいます。
そう、シジュウカラ以外の数種類の野鳥を除いて、他の野鳥たちはヒマワリの種の殻を剥くことができないんですよ。
シジュウカラはヒマワリの種を咥えて運んで、お気に入りの枝の上で食べることが多いです。
その姿が可愛い♬。
シジュウカラは庭に呼んでおくと、とてもいいことがあるんですよ。
春から秋までは、イモムシや毛虫を好んで食べるので、庭に発生する害虫を駆除してくれます。
いやいや、そんなに食べないだろ~って思いがちなんですが、1羽が1日に食べるイモムシの数は20~30匹にもなります。
ふふふ、今のうちに手なずけておこう♬
さあ、野鳥を呼んでみませんか?
ベランダにも呼べますよ!
【注意事項】
野鳥はフンをします。
エサ台はフンが容認出来る場所に設置しましょう。
野鳥が好きな人ばかりではありません。
周囲に迷惑を掛けないように留意しましょう。