虫がいない庭なんかつまらない!・・・そう思うかたへ!
草むしりをしていたら「ギチギチギチ・・・!!」って羽音を立てて飛び出した『ショウリョウバッタ(オス)』。
大型のバッタで、草原や田んぼのあぜ道などで見掛けますが、数は多くないです。
こっちは『ショウリョウバッタ(メス)』。
オスの2倍以上の大きさがあります。
バッタ類はイネ科の雑草がある場所に生息します。
食草がそれだからね。
なので、イネ科の雑草を全て除草してしまうといなくなってしまいます。
全て除草するのではなく許容できる場所に残しておけば、バッタたちの姿を楽しめる上に、イネ科が好きな鳴く虫たちの声も楽しめます♪
これぐらいの大きさです。
昆虫好きの子供たちには大ウケしますよ~。
シジミチョウの仲間『ゴイシシジミ』が交尾していました。
今朝の庭は20匹以上のシジミチョウが飛んでいてとても賑やかに感じました。
雑草の『カタバミ』が食草なので、これもある程度残しておけばシジミチョウを見ることができます。
カタバミは草丈も低くそれほど邪魔になるものでもないので、全て除草せずに残しておくと楽しいですよ♪
黄色い花も可愛いですしね。
よく見ると、交尾しているシジミチョウの左のほうに『コガネグモ』がいます。
シジミチョウを狙ってますね、完全に。
ならばクモの巣を撤去・・・しませんよ。
うさぎ学園の校庭では自然の摂理には手を出しません。
せっかく出来上がった庭の生態系に私が干渉しては、意味が無くなっちゃうからね。
サナエトンボの一種『コサナエ』。
飛んでる時間が非常に少ないトンボで、一日のほとんどを日光浴などで過ごします。
庭に水場が無くても、それなりに樹木と飛行空間があればトンボたちはやってきます。
うさぎ学園の校庭に池はありませんが、年間を通して10種類ぐらいのトンボの姿が見られます。
庭の最強昆虫『カマキリ』。
庭にはオオカマキリ・カマキリ・ハラビロカマキリ・コカマキリの4種類のカマキリが生息しています。
殺虫剤をほとんど使わないのでエサになる小型の昆虫が多いことと、里山に近い環境がいいのかもしれません。
日向と日陰がハッキリしてることと、そのバランスですね~。
オオカマキリがミツバチを捕らえる瞬間を見たことがありますが、パシッて音が聴こえるんですよ。
これにはビックリしました。
庭の自然を見直して、生態系を楽しんでみませんか??
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