実りの秋の続きです。突然ですが、色々な実には赤い色が多いと思いませんか・・・
蓼科高原でもチョイの間に5種類ほどの赤い実を見つけることが出来ました。どれも美味しそうな実で鳥達にとっては大切な食べ物のようです。
赤い色は「美味しいものがここにあるよ!」とアッピールしているのでしょうね。でも黄色い実も黒い実も緑の実もあるのですから何故なのでしょう・・・
葉がイボタに似ているヒョウタンボクなのでイボタヒョウタンボクと名付けられています。長野県など中部地方にしか見られないフォッサマグナ要素の植物です。
ヒョウタンボクですから有毒で私達は食べられませんが、鳥は食べられるのですかね・・・
こちらはヤマボウシの実です。クマの大好物です。こちらは甘くて毒もありませんので人間も食べられますが、クマさんのために残しておきましょう。
次はカンボクの実です。カンボクはこの木を煎じて肝臓の薬にしたので肝木なのだそうです。
そして蓼科高原に沢山生えているエゾノコリンゴの実です。本州中部以北に生えている樹木でズミとそっくりですが葉に中裂が無いのが特徴です。
最後はイチイの実です。果肉は甘くて食べられるのですが中の黒い種子は有毒なのだそうです。
ところが、ヤマガラはこの実を啄ばんでいます。それも赤い果肉よりも黒い種子を好んで食べているようです。イチイの実を咥えてはどこかに運んで直ぐに戻ってきていました。
どこかに蓄えているのでしょうね・・・蓄えると言う行動がイチイの種子の散布に役立っているのだそうです。
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