今回はフシダニの一種が作った虫えい(虫こぶ)の紹介です。フシダニがつくる虫えい(虫こぶ)には、生態や分布が分かっていないもの、さらには名前すら付いていないものがたくさんあります。フシダニを研究する人が少ないのです・・・。
クマイチゴハイボケフシ・仮称(フシダニ科)
クマイチゴの葉全体に作られたいぼ状の虫えい(虫こぶ)ですが、激害のため火ぶくれ状になっています。葉裏だけでなく葉表にも白色の毛を密生させていて見た目はかなり気持ち悪いものです。
トチノキハコイボフシ(フシダニ科)
トチの葉に1.5mmくらいのいぼ状の突起が幾つも集まって島状になった虫えい(虫こぶ)です。
ツルアジサイハケフシ・仮称(フシダニ科)
ツルアジサイに作られた虫えい(虫こぶ)で、葉表側に不定形に膨らんで葉裏は凹んで毛が密生しています。伊香保森林公園でも同様な虫えい(虫こぶ)を確認しています。
にほんブログ村ランキングに参加中です。
![にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ](https://outdoor.blogmura.com/sanctuary/img/sanctuary80_15_darkgray.gif)
ポッチとクリックお願いします。