日曜まで釣りネタが無いので路端の花シリーズです。
通勤路のスギ林の縁に咲いていたタマアジサイもそろそろ花期が終わりに近づいてきたようです。アマガエルも見納めで・・・
装飾花の白と花が終わって花びらを落とした白っぽい両性花とまだ花びらを付けている紫色の両性花や蕾のグラデーションがきれいですね。
蕾が球形をしているところから付いた名前でタマアジサイなのですが、湿気が多く肥沃な土地・・・つまり山の谷間や沢沿いに多い低木です。
造林学に「適地適木」と言う言葉がありますが、つまり自然の立地条件に合った樹種を植えると良く育つのですが、何を植えたらいいのかと言う判断の目安にその場所に生えている樹種でどんな環境なのかわかる指標植物と言うものが有ります。
このタマアジサイもその一つでこれが生えている場所はスギの植栽適地になるのだよと学生たちに教えています。タマアジサイなのか斜面中腹や尾根筋でも見られるコアジサイなのか見分けがつかなければ植栽適地も判断できないので樹木学は大切なのだよ(しっかり勉強しろ)って言っているのですが・・・
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樹に咲く花―離弁花〈2〉 (山渓ハンディ図鑑) | |
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