すっかり秋らしくなってしまいました。あまぬまの田んぼの畔ではヒガンバナが咲きだしました。この花が咲きだせばあと1~2週間でアユ釣りも終盤を迎えてしまいます。
そして昨日の地元紙・上毛新聞には13年の漁業センサスの記事が載っていました。
私が内水面漁業関係の仕事をしていた15年前頃のアユ放流量は230万尾くらいあったので、ほぼ半数になってしまいました。内水面の漁業権を許可する条件として義務放流と言う制度が有りますが、その算定は川のキャパではなく漁協のキャパを勘案する傾向が有るので前年度実績で放流量を課するとすれば減る一方なのですね・・・
そして放流量=釣れ具合に比例して、釣り人口=釣り券購入数も減少するので負のスパイラルとなってしまいます。この記事を見ながら色々なことが頭の中を過りましたが、釣り人の意見を聞いてくれない現状では此処に書いてもせんないことなので・・・
さて、碓氷川は9月に入って大きく状況が変わってきてしまいました。特に中旬に入ってからは冷水病で腹を上に向けて流れ下って行くアユが見られるようになってしまいました。
今年は好釣の評判を聞きつけて多くの釣り人が入り冷水病菌が蔓延してしまったのでしょうか・・・他の河川からの同日中での移動、つまり他の河川で使ったオトリの持ち込み=他の河川の水の持ち込み、濡れたままでのウェーダーや船での入川、釣ったアユをオトリとして数日飼った後での持ち込みなどで冷水病菌の増殖の原因を作り上げてしまったようです。そして水温の低下で条件が整っての発生ではないかと思われます。
今更ながらですが、ウェーダーや船など釣り具の消毒をすること、他の河川からのオトリの持ち込みや釣ったアユを飼育してオトリとして使用をしないことなどはマナーとして心がけて戴くようにお願いしたいものです。
昨日は自然保護連盟の理事会が有って午後から碓氷川の様子を見に行きました。足首を捻挫してしまい悪化を恐れ釣りをするのは控えて車での移動で見て回ってきましたが何処も石色が悪く、釣りをしていた知人数名に聞いても芳しくない様子でした。
アユも身重になってきたので条件さえそろえば下ってしまいそうな気配が感じられました。あと1週間ほどで終漁ですかねぇ~
今日は久しぶりで野尻湖のヒメマス釣りに行ってきます。9月当初は爆釣だったようですがこのところ渋くなってきたようなのでどうなるか???
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