昨日は台風一過で夕景も好いかなと思ったのですが・・・
さて一昨日は群馬県の地方紙「上毛新聞」に「釣り客減少漁協ピンチ」なる記事(↑)が載っていました。そこで気になったのが遊漁証の発行枚数です。年券とも期間券とも日釣り券とも書いて無く、総発行枚数なのかどうかも分からず、ただ1994年度の55,219枚が2013年度には15,537枚に落ち込んだと・・・
ところが約1ヶ月前の9月13日には「2013年漁業センサス」の結果(↓)が同じく上毛新聞に載っていましたが、そちらでは遊漁証の総発行枚数は149,546枚と記載してあるのです。1日券は101,426枚、で年券は44,691枚、残りが期間券(シーズン券)なのですが・・・一桁違います。
そして14日の記事の県が計画した放流量とは、県が内水面漁場管理員会の決定を受けて各漁協に指示する義務放流量のことなのでしょう・・・計画量はキロ数でセンサスは尾数で、計画量は14年でセンサスは13年とこれまた簡単に較べられないのです!
どうして、こうも読者にも釣り人にも簡単に理解できないような数字の記事になってしまうのでしょうかね? データの発表の仕方が悪いのか、記事にする仕方が悪いのか・・・
ともあれ、川の環境を取り戻すことや幼少期の頃から釣り文化を定着させることは必要だと思いますが、一番の問題は漁協の体質のような気がします。真摯に取り組んでいる幾つかの漁協は釣り客でにぎわっているのですから抜本的な体質改善が必要だと思うのですが、なかなか一般の組合員や釣り人・そして釣具店のの意見を取り入れてくれないのですよね・・・
追記)ちょうど、他の件で群馬県の水産係から電話が有ったので数字の違いを聞いたら河川漁協だけの数字だそうです。つまり湖沼の漁協は入っていないと言うことなのですね。河川の漁協では約1万5千枚しか遊漁券が売れていないと言うことなのですね。これは確かに由々しき問題ですね・・・
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