何時も通っている森沿いの道でサワフタギ(ハイノキ科ハイノキ属)の花が満開だった。
サワフタギ(沢蓋木)の由来は沢に蓋をしたように見えるほど繁茂して塞ぐので着いた名前と言われているけど定かではない。
別名のルリミノウシコロシは瑠璃色の実がなってカマツカ(別名ウシコロシ)に似ているから付いたとか・・・
そして、科名属名はこの木の灰を染色に使用したからハイノキ(科)なんだとか・・・
いままで6年間も同じ道を通っていたのにこんなサワフタギがここに有ることに気が付かなかった・・・今年は花の量が多いので気が付いたのかな? それとも今までただ単に見落としていたのか!
けっこう大きな木で樹高が4mくらいあって樹皮も細かく裂けていて特徴が良く出ている・・・同じ仲間のタンナサワフタギは白っぽく樹皮が薄く剥がれる。タンナは済州島の古名である。
花弁は5裂の合弁花で純白の両性花・・・
葉は互生で表も裏も有毛、葉の先端は急に短く尖る(同じ仲間のタンナサワフタギは尾状にやや長く尖る)。
鋸歯は粗く尖る(タンナサワフタギは鋸歯が長目で少し湾曲する)。
葉裏は白い毛が密生する・・・
秋に瑠璃色の実が見られることを期待しておこう・・・
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