火曜日の群馬県地方紙「上毛新聞」の第一面の囲み記事(↑)・・・
今年も利根川の天然遡上アユは好調で昨年を上回っているらしい!
でもねぇ~
利根川を遡上してきたアユはダム群の冷水や酸性河川の中和剤や濁水によって流れるシルトを嫌って利根川本流よりも支流に上る稚アユも少なくない・・・
しかし、支流もこの時期は田植えの取水によって下流に行くほど水が無くなって完全に瀬切れになってアユが上れる状況ではない場所も多々ある!
例えば碓氷川上流の松井田地区でもかなりの減水なのだけど・・・
下流の板鼻地区の取水堰では辛うじて魚道を水が流れている状態で、魚道脇の「水辺の小技」の簡易魚道は役をなしていない・・・
さらに魚道の上下流にコクチバスを放流した輩が居るのだから心底許せん!
そして、さらに下流の金ヶ崎の取水堰の魚道はまるっきり流れていなくて・・・
段差で遡上できない側からわずかに水が落ちている状況で下流は川ではなく水溜り状態・・・
板鼻堰上流で分かれた九十九川の取水堰(↓)も瀬切れ状態・・・
魚道入り口を塞いで一滴も流さないつもりらしいが・・・これって違法じゃないの!
一方、漁協からアユ解禁のパンフレットが送られてきて・・・
「天然遡上あり」って書いてあるけど・・・この河川状況じゃねぇ、遡上ものが釣り対象になるのは何時になることやら!
放流表をよく見ると、毎年瀬切れが起きてしまう地区にまで稚魚放流しているけど最近は放流量がどんどん減っているのだから、放流の仕方を考え直した方が良くないかねぇ?
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