窓を開けて寝ていたら涼しすぎて目が覚めるようになってきました。今日は週休日だけど畑を少しやった後、アユにしようか渓流にしようか迷うところです。
さて、本の紹介と言っても新刊ではないのです。それも30年以上前のもので1978年の発行です。名前は「落葉広葉樹図譜-冬の樹木学-」・・・
冬の樹木学とあるように葉を落としたあとの落葉広葉樹の本です。図譜ですから樹木の写真ではなく、すべてが冬芽や葉痕の形や付き方、樹皮や皮目などを正確に綺麗に書いてある線画です。
そして総論で用語を図入りで細かく解説し、各論で1ページに1樹種を紹介するというぜいたくな図譜なのです。
私が冬芽を始めたのは大学時代からで「冬芽でわかる樹木」の著者:馬場多久男先生に学んでからなのですが、この本も随分と参考にさせてもらっていましたし、現在でも十分に通用し参考になる本なのです。
今までは仕事場にあってそれを利用していたのですが、退職した後やはり無いと寂しいので中古本を探して購入しました。
本のカバーは段ボール、装丁もシンプル、中もモノクロームの世界なのですが、精密な画は芸術作品のようで素晴らしいものです。
樹木も写真に撮ってしまうと細かい部分まで脳裏に焼き付かないのですが、こうやって描くということは観察に最高な手法なのでしょうね!
1508話目です。何時もご支援ありがとうございます。の文字またはバナーをポチッと一押しお願いします。
落葉広葉樹図譜―冬の樹木学 | |
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