被災地も日々暖かくなり、宮城県南三陸町の避難所には支援で届けられた冬物衣料などのダンボール箱が山積みの状態になっている。
物資が必要な人に行き渡るように4日、衣料を被災者が自由に持ち帰ることができるようにした。
在庫が増える悩みとなった支援物資。物資はしばらくは置かれるが、在庫解消の為、「のみの市」の趣で在庫の一部が並べられ無料で被災者に配られる。
善意の物資も一部、需要と供給のずれが出ている。食料品不足の状態は続いている。
野菜や米はすぐ底をつく。調味料も不足気味。支援は本当にありがたいが、必要なものは日々変わる。
ホームページに必要なものは掲載しているのでリストを確認してほしい。と被災地の担当者談。
小生の地域でも古物は募集せず、新品のみの募集。バザーで売って、赤十字に現金で募金した。
被災者が必要な物を買える現金が一番と思う。がしかし、即効性がないことが悩みか。スーパー等購入できる店も復興しつつある。被災者が必要な物を買える資金を早急に「義援金」の中から支給してほしい。
報道を見ていると住宅被災者「全壊100万」「半壊25万」とかたったそれだけ?!と思う支援報道。
日常的に生活にかかる費用。本来自宅にいれば収入に見合う生活費があった筈だ。今、住宅再建に家屋被害別に100万でなく、被災地で暮らす住民生活費を避難世帯人数別に策定。支給したらどうか。
そうすれば避難所に暮らして食料を得たいと思い、自宅に戻らない状況も解決に向かう。
良い策はある筈だ。20も30も対策会議を立ち上げて「船頭多くして船丘に登る」様相が見える。
復興のグランドデザインの早期策定。復興支援組織のスリム化。現地自治体への権限移譲。支援金のパイプ送金(被災県への
月次支援金送金)等従来と異なる対応が必要だ。
与野党紛糾している場合じゃあないのはここ数箇月は続くと思う。「国難体制」「挙国一致体制」の維持が当面の課題です。