小生の参画している地域のボランテイア団体の総会があった。
定例会の案内で参加したら「総会」だった。
会長と会計だけで運営しているような団体なので致し方ない面もあるが驚きではあった。
規約の提示、総会資料の当日配布。新規提案と行政の報告事項等、盛りだくさんの会議内容だった。
2時間で終了する会議の4分の1を先回の定例会の確認に充てた。
活動資金を会費と協賛金で運営している団体である。
新年度の資金は「東日本大震災」の影響で例年実施していた「地域町興しを目的とするお祭りイベント」
=「つつじ祭り」開催に関わる協賛金の募金活動中止に伴い半減してしまった。
5月15日開催予定の2箇月前に発生した巨大地震と津波、原発事故。実行委員の大半が萎縮し、祭りの開催を自粛と決定した。活動原資の大半を占める「祭り開催に伴う募金と事業収入が失われた」
新年度予算は半減した。このままでは何らな活動もできない予算案だった。議論もなく承認であった。
次回の定例会でこれからの方向性が議論されねばならない。
心配の種は「祭りを実施することで培われてきた協力の絆の中断」である。
一部の役員だけの独走を印象ずける会議の運営は
参加会員の危惧を招いていないか。胸襟を開いた会員だけの会議が必要だ。
震災は地域の多くのボランテイア団体の運営にも大きな影響を及ぼしている。
一度立ち止まって「原点に戻った議論が必要!」そう感じた昨日の会合だった。