しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

厚生年金の最高額は?

2012年03月18日 | Weblog
「厚生年金の夫婦での最高額はいくらですか?」という質問が目についた。

ベストアンサーとしてあった回答がけっこう説得力があった。紹介したい。

質問
「受給開始年齢を65才として厚生年金の夫婦そろっての最高額はいくらになるのでしょうか?」

ベストアンサー
回答」厚生年金の年金額の基礎となる「標準報酬月額」には上限があり、年金額にも上限があります。厚生年金の標準報酬月額の上限は「62万円」です。
中学で卒業して70才まで約55年厚生年金に加入して、はじめからその上限の報酬を貰うと老齢厚生年金は「300万円」を超えるくらいです。しかし、中卒でいきなり上限の報酬をもらうことは事実上ありえませんから、現実では「200万円」位が最高でしょう。

それに「老齢基礎年金」を加えて「280万円」くらいが事実上の最高額となる。
配偶者が専業主婦で20才から60才まで被扶養者だと配偶者の老齢基礎年金は
「約80万円」ですから「夫婦合わせて最高は360万円」程度となる。

この回答に対しての御礼の言葉を紹介したい。

御礼「ご回答ありがとうございます。夫婦そろっても、その程度なんですね」
「老後に困る人たちは、実は年収1000万円~2000万円をもらっていたサラリーマンだそうです。今まで高所得の生活をしていたのに300万円とかになるわけですから、金銭感覚の調節ができず破産することもあるそうです。

本人が300万円で配偶者も同じくらいで合わせると600万円ならそれなりの生活もできるかと思っていたが、配偶者分って100万円にも届かない。
最初から最高額を払っても、夫婦そろって300万円台とのるのですね。・・。
資産運用ができない人は高所得であっても300~400万円台で生活して、それ以上は貯金しておかないと辛いことになるかもしれませんね。

回答者からの補足も届いた。

「今現在、標準報酬月額の上限は62万ですが、上限額は常に時代と共に変遷してきました。厚生年金発足時は、一律1万円とされていました。
ですから最高額と言ってもそんなに高額にはなりません。
300万円に届く人は希です。

ふ~ん ナルホド。
どこかの社長さんであった人でも「年金生活者」として年金だけを頼りとする
夫婦は「年収300万円台」ということになるらしい。
資産運用が出来ないと寂しい老後が待っているということらしい。
全国に数百万人いる社長さん。公的年金以外に生活費の確保を計画するライフプランは
失職する前の常識ですぞ~。^^

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