しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

役員の給与は?

2012年03月21日 | Weblog
会社の役員(社長や専務・取締役)の平均給与は?
という質問の回答が目についた。

「平成17年度分民間給与実態調査」の結果。ということで少々古いが以降あまり賃金上昇している訳でないのでそのまま参考とさせて頂く。
この調査の結果は「約655万円」だった。

会社の役員とは、一般的に社内で「社長!」とか「専務」「常務」と呼ばれている方々で、正確には法人(会社)の登記簿藤本に登記されている「取締役」や「監査役」という名称が付く人達。さて、この「655万円」は月に直すと「月額54万5833円」となります。

これはあくまで「総支給額」ですから、ここから社会保険や源泉所得税が天引きされますので、実質手取り額は「47万円」前後となる。
この「655万円」というのは平均であって、株式会社のみの平均は「748万円」
有限会社を中心とするその他の法人では「平均539万円」であった。
株式会社は「月給62万3333円」、その他の法人は「月給44万9166円」と
17万4167円もの差があった。
やはり給料は会社の業績に大きく左右される。
経理財務関係帳票から見ると実質は給料以外に月20万円ぐらいは多く出ている様ですとのコメントも付いていた。

先日も地元ゼネコンの役員だった人が4月から関連会社の社長として赴任すると言う話を聞いた。
本人曰く「肩書は社長だが内実課長程度の給与です」と笑っておられた。
定年後に第二の職場として関連会社役員として出る場合、課長待遇ということらしい。

それでもいいさ、大手にいた人は。天下り先がけっこうある様だ。
中小零細で終わった人の第二の職場などはないのだ。
小生は無給の「地域」を第二の人生就職先と選んだのかも?

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