しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

力量査定

2012年03月19日 | Weblog
難しい問題が起こって来た。
昨年の今頃ということで地元で恒例のイベントである「お祭り」が3・11東日本大震災で中止となっている。
今年は中止してしまった分を取り戻す為、新たな発想で祭りの企画を考えたいとして
外部の力を導入したかった。

一旦途切れた祭りを例年通り開催することはいつも以上に負担が増大する。
地元に協力を仰ぐ点、意識の点、協賛金等で従来以上に負担がかかる。
更に今年は祭りの実施予定会場が「大規模工事中」なのだ。
会場名物の「つつじ」がない。

数百本の低木「つつじ」が赤、ピンク、白、と見事な色彩で会場を埋め尽くす従来の会場がロケーションが消えている。数百本のツツジは現在「疎開中」なのだ。
1キロ近く離れた市の管理する空き地に移植されて疎開している。工事が終了する2年後には再移植され戻ってくるがそれっまで「つつじ」のない「ツツジまつり」を実施せざるを得ないのだ。

実施にあたっていつも問題となる運営資金についても
行政の補助金をアテにする「企画書」の提出を試みた。
この企画書は外部のアテにしている若い力を主体とした某大学の研究室の研究テーマに沿う企画内容が主体となった。
従来実施したことのない企画だった。

○「空き家を利用した」アーテイストを参加させ長期間にわたって芸術創作活動の拠点を地域にアピールする。
○「空き家を利用して県外・内の学生を受け入れる施設=(シエア・ハウス)を開拓してゆく」
○「県外の大学の研究者とそこの学生を招いた地域興しのフォーラムを企画し、数百人規模の聴衆を集める」
少額ではあるが「予算」がついた。

ただしその予算は前項の企画に沿った運営と実施が条件である。
従来の地元主体の「つつじ祭り」の企画と運営では使えない予算である。
はたしてやれるのだろうか?
「力量査定」これは大変重要だ。
昨年以上の厳しい実施環境(時間・会場環境・人員・地元意識)
外部からの応援体制の意識のミゾ。
初めての企画に判断が求められている。決定後は後戻りできない。

これは「難問だ!」

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