ヒートアイランド現象=都市部の方が郊外より気温が高まる現象。近年、ビルの熱放出、舗装面の輻射熱、緑地帯の減少で都市部の気温が上がっているようだ。
東京で明治期より平均5度高くなったとの報もある。それだけ夏の夜は過ごしにくくなったということだ。
小生の暮らす新潟市も暑い夜が続いている。クーラーの設定を27度にして一晩中運転している。いつも稼働しているということは外気の温度が
下がってくれないということ。
これは大変な事態だ。熱中夜で夏を乗り切る体力の無い人、電気料を節約してクーラーを使わない家庭では熱中症での死亡事故さえ起きている。
近所のマンション、市営住宅を見るとクーラー設備の無い所がけっこう見受けられる。玄関ドアを一晩中開放している。
不用心だがしかたがないというところか。
対応策は行動時間帯のシフトしかない。小生の様に毎日が日曜日となった隠居老人は早朝の涼しい時間帯に活動しよう。朝4時から8時位まで作業する。朝食後は再度の仮眠。
居間でzzz。午後はクーラーの効いたジムで過ごす。夕刻に愛犬散歩して、夜10時には就寝している。
働く人はクーラーの効いたビルでなら過ごせるだろう。この時期、外仕事の職種は過酷だ。屋根屋、交通誘導員、営業の外回り、見ていると大変だ。
ブラック企業が増えている。電話勧誘が頻繁だ。
通常は留守電としている。セールスでなければ要件を吹き込むものだ。それで支障は出ていない。
コールセンター会社が増えている。苦情対応部門の外注化が進んでいる。
正社員の採用が多い。給与もそこそこ。大手の名前を知られた企業よりよほど居心地は良いらしい。
反面、規模を拡大している会社の多くは従業員の待遇改善に目が向かない。大量採用、大量退職を繰り返している。
会社を選ぶ際の「企業の評判」をチエックすること。退職者の声をチエックすること。貧困の連鎖が生まれる前に。