しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

目的の相違

2014年08月07日 | Weblog

人によって目的は異なる。それが、有益な場合とそうでない場合が出る。

笹井氏の自殺。理研の処分が遅すぎて、針のむしろに長期間置かれた笹井氏の精神状態が悪化したようだ。

3月にも副センター長職を辞めたいと申し出ていた由。理研の都合で慰留していた。

笹井氏ほどの有能な人材なら他の仕事はいくらでもオファーはあったそうだ。

判断ミスが命取り。他にも多くの類例。殺人願望の女子児童の精神状態。精神科医は危惧していた。

適切な処置が出来ず、見過ごされていた。結果、世にも危機的な殺人事件を引き起こす。

兆候を捉えて対処する「危機管理」の対策がすべてに渡って「後手後手」なのだろう。死んでから考える。結果して協議しても対策が出ない。

時が経過して忘れられた頃、同類の事件が再発する。「判断ミス」「危機管理の有効機能」大げさな表現をすれば問題が大きいから解決策は無い。ということ。

その場、その場、刹那の話題で終わるということ。日本に限った事ではないが、それぞれの立場で目的が異なる事が諸悪の根源。

野依理事長は理研の存続が目的。笹井氏は小保方氏への配慮が目的。殺人願望の子どもは殺人行為そのものが目的、診察した精神科医は危険をアピールするだけが目的。

行政は事故が起きるまで手を出せない。事故処理のみが責任範疇。すなわち、個々の目的は統一が必要ということ。

何が最優先するかを決めること。目的は何ですかを徹底して追求して方向性を定めること。これが明確でないと、事故は続く。問題は起きても

解決は難しい。

少し、話題はそれるが、小生の関係してるボランテイア活動。目的が少し変わってきている。地域活性の宝となる水辺空間の創造。完成を目指した会議が中心目的だった。

完成後は「維持管理」が中心議題だ。新しく発展的に地域をアピールしてより広範囲な地域活性を目指す取り組みとはなっていない。

目的意識がそれぞれ異なると組織は分裂する。

ここで、少し立ち止まって、将来の活動目的を考える時期に来ている。多くのジャンルでその事は言える。町内会活動、コミ協活動、行政とのコラボ。

各々、立場が異なると目的は異なる。このミスマッチが続くかぎり、有益な活動は疎外される。ヒアリングの重要性、本音の部分でのすり合わせ。

ノミニケーションも必要だ。あ~そうか。結論は単なる「夏の飲酒願望だった」そーなのか?そうかも。諦めと達観のブログとなってしまった。


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