しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

静なお盆と雑感と

2014年08月17日 | Weblog

静なお盆だった。全国的な豪雨と高校野球(甲子園)の話題が印象的だった。

定例行事の墓参りとお盆行事はこなした。65歳から高齢者の仲間入り、75歳から後期高齢者の仲間入りということで資料づくりをしている。

65歳からは地域活動に本格参加いただける人材探し。75歳以上は一定の線引きをして一線から退いていただく退路を用意する。

団塊の世代が皆、完全退職となった年だ。第二の人生も20年ある。元気でいれるのは10年くらい。75歳迄が第二の人生で貢献できる年代と思う。

孫の顔を見て過ごす高齢者の姿を良く見かけたお盆期間だった。

我が家はまだ一人もその環境に無い。晩婚化、経済環境、職場環境、年功序列で給与が上昇し、ある程度の年齢に達したら結婚できる給与がもらえた時代は去った。

3人の子供は3人とも最初に入った会社を退職した。充電期間を得て、再就職したが、1人はいまだに非正規職員の身分だ。

正規採用でも給与はまだ低い。家庭を持てる環境に無い。3人とも30代となってしまった。

家計の共通経費を節約するため、アパート暮らしだった娘も自宅からの通勤とした。子供達にはこれ以上の金銭的援助はできない旨、伝えてある。

自分でやれる範囲の事をやる。1人で判断できる教育はしたつもりだ。自分で判断してその判断には責任を持ってもらう。

先祖の恩恵も受けている。土地があり、生活基盤も支えてもらった。お盆の一連の行事をこなし、先祖に感謝して今年のお盆も終えた。

現在の環境は同じ家に暮らして体感できる。家族の日常を見て判断できる。特に言うことも無いが親の背を見て子も育ち判断してゆく。

子の過ちは親の責任。保護司の声、刑務所での所長の講話。地域で活動して少しく勉強させてただいている。

静かなお盆。少し回顧し思う事があった。

 


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