しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

モチベーションの維持

2014年08月27日 | Weblog

緊急理事会があった。   小生が所属している外部団体の理事会である。

行政の税理士による監査による指摘事項について。ということだった。

当初、会計監査の担当が居たが、発足から3年で死去、以降7年後任を置かずにいた。会則にあるのに。総会議事録が無いとの指摘も。

法人格の申請も無いの指摘も。いくつかあった問題のうち、最大の課題は法人格を申請したことにより、課税問題が発生したこと。

職員を数名雇用している。数十万の税金が発生した。納付義務がある。全額納付するつもりだが、その負担を給与として給付した職員に

負担を求めるかということだった。

過去5年に渡って納付義務があるという。既に退職している人が3名存在している。

確定申告、年末調整に該当する修正申告で10%程度の負担が発生する。手続きすれば少額で済むが多くの負担を与える。迷惑千万な話だ。

過去の事業所の不手際のつけを退職者にまで訴求させるなんてことは「ブラック企業」に近い。

小生の子どもも新潟の結構有名な小売業界に就職していたが、棚卸損をボーナスで負担させられ、怒って退職した経緯もある。

本来事業所が負うべき負担を末端の職員に負担させるのは言語道断。職員のモチベーションが下がる。と発言した。

10数名の理事全員が賛意を示した。拍手で承認。会長も安堵した様子。議事録を残す様事務方に指示して終了した。

問題が起きたら協議する。理事全員が問題を共有する。これでこそ理事会。

会長が問題を提起して理事会を開く。これがあってこそ自浄効果がある。前会長が私の時代の後始末に申し訳ないの言葉。

私が会長になって度々の臨時理事会を開くようになったの現会長の弁に対応した発言だった。

会長とはそうあるべきだ。個人で判断して会則の訂正も無く、ここまで来たことが指摘されたのだ。高齢の弊害と思う。

前会長も理事の構成員ということ。これも驚きだが、理事全員「無報酬」である。この前会長は「会長」には報酬があってもいいのでは?

理事にも「費用弁償」があっていいのでは?と発言した。

それも一理ある。従来タブー視されていた問題が「緊急理事会」という形で日の目を見た。頻繁な理事会があってこそ、

多くの議案を審議できる。従来年1回の総会とその総会議案を審議する理事会だけの組織だった。

多くのひずみが見えて来た。発足後11年。ようやく組織な中身が見えて来た。会長が変わったからだ。

 


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