しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

厳しい現実

2016年03月31日 | Weblog

地域の高齢者。一人暮らしが結構多い。身寄りの少ない人が多い。住居も借家。

昨日は生活支援をしている「地域包括支援センター」、「ホームヘルパー」「ケアマネ」「社会福祉士」

「地域の民生委員」「自治町内会長」「借家の大家」「一人暮らしの高齢者の身寄り」等で見守り検討会があった。

高齢者の借家に集まった。狭い部屋に10人。ケアマネの進行でこれからの見守り活動の検討会となった。

一人暮らしで栄養が十分でなく、危険な状態で民生委員の援助を得て訪問介護が始まったこと。現在は健康を回復したこと。

毎日の見守り、デイケアに週2日、買い物支援、月1回の診療所での検診。生活面での改善検討ということで借家の大家も呼んだ。

古い借家。家賃の減額を求めて内容次第で現在の生活費で入れる施設入居を提案するつもりだったようだ。

ここで明かされた大家の事情。通算25か月に及ぶ家賃の滞納があった。減額に応じても良いが差額は滞納金の返済とし、

これまで通りの額を収めてもらいたい。そんな主張だった。ケアマネの当てが外れた。息子も肩代わりできる資金が無い。

遠隔地で働いている。姪も新聞配達で生計を立てている。余裕はない。僅かな年金暮らし。介護度が上がって施設への支払いが増えたら

家賃の延滞につながったらしい。どうすればこの負の負担を絶てるか。生活保護申請は大家の居る前では出せなかったようだ。


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