国語屋稼業の戯言

国語の記事、多数あり。国語屋を営むこと三〇余年。趣味記事(手品)多し。

2024年の振り返り(後半)

2024-12-29 14:31:00 | その他・雑文

●2024年後半である。

 私にとっては悲劇があったが、やむを得ない。過去の話としたいところ。

<7月>

◆妙に更新が少なかった気がする。

◆首都圏時代の同僚が来る。わざわざ、西日本へ。

◆なもんで、接待。出費。

 なぜか、Rちゃんから経済的支援が。

 妻のためとのこと。ありがたい。

◆「医学部小論文」の書き方を公開。好評。

 国語屋としても勘は(まだ)鈍っていないと、ほっとする。

◆7月22日=誕生日にボランティアマジック。

 自主公演の練習のためである。観客には申し訳ないが。

 カンニングペーパーの処理に失敗したのがイメージの中核。

 国語屋キャラ、大失敗。方向転換をしなくてはと焦る、焦る。

<8月>

◆ノートPC購入。

◆首都圏時代の同僚よりうなぎにハンバーグが届く。

 気を使わせてしまったかと、反省。

◆プチ自主公演、9月に。

 内容が二転三転。

◆プチ自主公演がワンマンショーになる。

 えらいこっちゃ。

◆物々交換増える。

 損はない。黒字が多い感じ。

 今までメンタルマジックをまじめにやってこなかったおかげか。

◆マジックを趣味とする友人に見せる手品数が5から4に減った気がする。

◆傑作「dESPrad」をレクチャーするという許可を万博さまからいただく。

 おかげで9月のプチ自主公演に来た人に損をさせなくてすむようになった。

<9月>

◆発熱。コロナ、インフルエンザ、百日咳でなくてなにより。

 といっても不幸中の幸いであって、不幸なんですけどね、基本。

◆プチ自主公演。

 好きなマジックを淡々と演じる→コンテストアクト→『dESPerad』の解説 といった流れであった。

 頭の中で考えた演出は怖いと実感。

 今に残るよき経験であった。

◆定番フレーズ渇望症。マジックとマジックの間をつなぐのに苦労する。

 今は接続詞を普通に使えばよいかと思っている。

 「次は」「さらに」「そして」などなど。

◆月刊ムーを購入。

◆去年のプチ自主公演で使用したクライマックスをコンテストで使用してもいいと思い出す。

◆『Koba's アウトトゥランチ』を気に入る。予言ものとして今年一番だったかもしれない。

◆コンテストのリハーサル。

 頭の中は「コンテスト、コンテスト、コンテスト」でいっぱいだったかもしれない。

<10月>

◆ゆうきとも師よりアドバイスをいただく。

 ひたすらに感謝。

◆Magic Bar Intelikiを堪能。 

 要塞だね、あれは。

 どこもかしこも隙がない。

 香川の夜はそこで過ごすが吉。

◆インティキマジックコンテストに参加。

 完走できただけ、ましだったという内容。

 一時はマジックを辞めようとすら思ったが、いろいろな方から励ましのおことばをいただく。

◆YouTubeで櫻坂46のトップリスナーとなる。

<11月>

◆Rちゃんからは「横浜ベイスターズ日本シリーズ制覇&コンテスト出場記念」として褒美が!!

◆そうそう、プロ野球の実況同時視聴にハマった年でもあった。

 安曇むぅさんのおかげである。

 なもんで、現在のマグカップは安曇むぅさんである。

◆横浜DeNAベイスターズ、おめでとう。

 「成長」と「格」というものを学ばせてもらいました。

◆新札のメモ帳を入手、何人に配る。

◆ストレートマジックのドリームカップを入手。

 にんまりとする。

 が、当面は出番なしか。

 メンタルマジックにならないマジックはないという言葉もあるので、演出などが決まったら前線に出る日も来るだろう。

 プチ自主公演が終わったら、いじってにんまりとしておこうっと。

◆カラービジョンを入手。これ、いいね。

◆クリスマスにボランティア、1月にプチ自主公演の予定が一か月ずつずれる。

 疲れてきたかもしれない。

◆「今年最後の買い物問題発生」。

 結局、それは昨日で完結した。

 引っ張ったなぁ。

 もう、したんだぞー。

◆『X-RAY Peek」入手。今年一番のピークもの。

◆『ゾディアックサイコメトラー』入手。よきメンタルマジック入門。

 マジシャン、バーマジック、占い師、メンタリストの場合分けが入門としてぴったりだと、乏しい知識のわたしは思う。

◆国語系唯一の弟子の成長をYouTubeにて拝見する。

 感動。

<12月>

◆ボランティアの日程決まる。

◆主に二つの病院に通っているのだが、片方の主治医が病院を引退することに。

 院長先生の診察に変わるらしい。

 多忙な先生なので診察時間は少なくなりそう。

 ちと、不安。

◆マジケで良き消費者になる。

◆GNS2、面白そう。

◆古文の参考書狩り、また、始まる。

 小西甚一受験四部作という名を付けて満足する。

 今回は知識系。

◆AIが書いた絵が気に入り、自画像とすることにする。

 「頭髪がない 顎に白いひげ 黒ふちのメガネ 東洋人 メンタリスト 黒い服 太っている」

 などを入れたらできた画像である。

  

◆西日本某地方都市でうなぎが食せるようになる。

 二回、松を食べたら十分、満足。

 なお、首都圏時代の同僚から嬉しいことにうなぎの追撃が来るらしい。

◆ディアゴスティーニのザ・マジックを二度、注文してしまう。かぶりありあり。

 涙目。

◆マジックの理論系の書籍を机に並べる(=読んでいない)。

◆バネを曲げるという「ストロングマン」にはまる。

 楽しい。今年、一番のベンディングマジック。

◆万博さまの『ヴェスパー』より「einstein's ESP Ccard trick」をレクチャーしてもよいという許可をいただく。

 ありがたや、ありがたや。

◆今年、最後に購入したマジックグッズは「ホーンテッドキーデラックス」になりました。

  今、現在、いじっていて楽しいぞ。

 購入のきっかけはTrick or Mindさんの記事とNoteがきっかけである。

◆今年はメンタルマジックに移行した年と言えるだろう。

 良くも悪くもね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024年の振り返り(前半)

2024-12-27 18:51:26 | まとめ

●だいたいの感じでゆるーく。

 あ。何月かはわからないけど、オペラを見たよ、下手をすれば最後のオペラ観劇。

<1月>

◆CCCに意味なくはまる。

 意味なくというのは結局、人前で演じなかったからである。小さなカバンいっぱいのCCC。

 これは完全に赤字と言いたいところだが、これを経なければコインマジックを今年で(ほぼ)撤退できなかったであろう。

◆といいながらも、N2GのN11は良かった。

 あれは催眠術系メンタルマジックにできるかもしれない。

◆ちなみに「今年はコインマジックの年」とかほざいていやがった。

 (ほぼ)撤退の年になったのに。

<2月>

◆高齢者施設や児童施設でボランティア。

 二本筒プロダクション初挑戦。

 正直、失敗。

 いやあ、あれだね、マジックは難しいねと思うことしきり。

◆万博さまの『盲学校でマジックショー』を読む。

 最近だが、『ヴィアッジョ イタリア』(車椅子の二人組の旅行記マンガ)とならんで、障害者のかたについて考えさせてくれた本。

 今年、勧められる本のベスト3に入る良著。

◆古文の話が出てくる。参考書を出す気持ちが当時はあったみたい。

 まあ、今もあるんだが。

 そのために今も資料集めに走っている。

 資料集めが良いこととは限らないんだが。

<3月>

◆3COINSのマジック道具来襲。

 英語の文字が余計だった記憶がある。

◆N2Gシリーズとりあえず収集をするのに満足する。

◆赤松シリンダー&コインズ購入。

 マジックを趣味とする友人と妻の前で実演。

 これは買ってよかったと思える道具だった。

 はたして、今後、見せるかは置いておくが。

◆醤油御用蔵購入。

 塩分摂取をひかえるために醤油の消費が減ったのでついこないだまであった。

 新鮮な醤油を好むのが通なんでしょうが。。。

 いや、美味しい醤油でしたよ。

<4月>

◆『古文は何の役に立つのか』を書く。これは古文の参考書の一部になるはず。

◆9月にマジックを趣味とする友人とプチ自主公演をすることが決定。

◆インビジブルデックにはまった気配が。。。

◆初めての金縛りにあう。

 怖かった、怖かった。

<5月>

◆マジケの影響(万博さまの『デスペラード』の影響)で10枚ESPカードにはまる。

◆SAMR氏の『エスペシャルワークス』、平木圭一氏の『メンタルブリーズ』、のじまのぶゆき氏『ESPトリックコレクション』など。

◆「Which Hand」にはまった気配。

 ただし、マジックを趣味とする友人と妻だけにしか見せていない。いつも通りである。

◆このあたりからメンタル中心に移行したか。

<6月>

◆インティキマジックコンテストの出場をしようかなと思い始める。

◆マジックのルーティンなどに迷い始める。

 迷走はここから始まっていたか。

 「など」がポイントで、今なお、である。現在進行形である。

 「迷走」しっぱなしである。

 まあ、人生そのものがである。

◆ボランティアが7月22日に決まる。

 拙者の誕生日である。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【1月15日まで】こたけ正義感の『弁論』

2024-12-26 23:01:47 | その他・雑文

【1月15日まで】こたけ正義感の『弁論』

●伏線、構成、ユーモア、話術、文句なし!

●感動したよ。最後まで観たら涙が出そうになった。

●ネタバレになるので詳しくは言えないが必聴もの。

●説教臭くないよ。信じて。

 年末年始、TVで知的なものが減る傾向になるでしょ。

 面白くないお笑い番組増えるでしょ。

 じゃあ、これですよ。これ!

 「被疑者」、「被告人」になる可能性のある人=日本国に住む全員、必聴。

●笑って、学んで、考えて。

 そういう年末年始もいいんじゃない?

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『einstein's ESP card trick』(万博)をレクチャーすることにしました。

2024-12-24 17:46:31 | 日記

●『ヴェスパー』という万博さまの作品集がある。わたしはマジケオンラインで入手した。

 10枚のESPカードを用いた作品集である。なんと100円。

 ●まえがきを読むと、前作『デスペラード』と違い、「セットが不要か、またはお客さんの前で最低限のセットを組めばできる手順を心がけました」とのこと。

●これはいいコンセプトである。なんなら、他の10枚のESPカードマジックを見せたあとで、しばらく時間をおいてから、そうそう、ちょっとした続きを見せようかなと言いながら見せてもかまわないし、最初に『デスペラード』の中の作品を披露し、あとから来た友人には『ヴェスパー』の中の作品を見せるということができるのだ。

●その中で私が一番、気に入ったのが、『einstein's ESP card trick』である。

●現象は「お客さんのカードが最後に残ります」というものである。

●観客が混ぜることができるのである。セット不要ということは、そういうことだ。

●数理的な作業が必要だが10枚なので、観客にも演者にも優しい。

●しかも、理系のマジックを趣味とする友人が不思議がったのが嬉しい。

●不思議ということですよ、これは。

●これは「布教したい=広めたい+教えたい」のである。そうなったのである。
 
●万博さまに勇気をもって連絡したところ、レクチュアーの教材として使用してもよいとの許可をいただけた。
 感謝。感謝。ひたすら感謝である。
 

●これでショーが失敗しても名作をレクチャーするという保険ができました。

 めでたし、めでたし。

 

 いや、失敗しちゃだめでしょ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【小泉悠×高橋杉雄】「思春期をグチャグチャにされた」? “架空戦記”作家・佐藤大輔の真価を語る

2024-12-22 22:01:51 | その他・雑文

【小泉悠×高橋杉雄】「思春期をグチャグチャにされた」? “架空戦記”作家・佐藤大輔の真価を語る 〈アニメの戦争と兵器〉番外編

●はい、思春期をグチャグチャにされた国語屋稼業でございます。

●佐藤大輔氏を私は3回ほど見たことがありまして。

●一度目はゲームのコンベンションで。

 SSシリーズの『ベトナム戦争』をデザインされたころか。

 まさにお見かけしただけであった。

 そういえば、もう、手元にはないですが、『ベトナム戦争』とツクダの『うる星やつら』のゲーム、似ていた記憶がある。

 ゲリラ戦だからありえるかと。

 けど、シミュレーションゲームをしていたのは、今は昔のこと。

 今は売ったり、廃棄したり。

 RSBCも売ってしまったし。

 閑話休題。

●二度目は水道橋だか、お茶の水の交差点ですれ違った。

 翔企画にゲームの企画を持って撃沈した帰りであった。

 佐藤大輔氏は翔企画の方へ歩いていらっしゃっていた。

 ひょっとしたらタバコ代をせびりに=原稿仕事をもらいに行った直前だったのかもしれない。手ぶらの記憶がかすかにある。

 この時はお辞儀をした。

 彼は少し驚いたような顔をした。

 そりゃそうだ。見知らぬオタクからお辞儀されたのだから。

 私としては、いわゆる小隊レベルの奇襲に成功した大隊長の気分といったところだったか。

●三度目は新宿の中華料理屋さんで。以前に書いたかもしれん。

 真後ろの席に座られていた。

 当時、友人がスロット(パチンコ?)の『花の慶次』にはまっていて、マンガから、小説『一夢庵風流記』まで読んでいたので、『信長記』を勧めていたのである。

 「慶次郎が部隊を率いてな、命令するんだよ、鉄砲隊に。普通ならさ、打てぇとか、てぇーっ!とかになるじゃない? そこをな、”かぶけぇ!”って言うんだよ、な、かっこいいだろ」

 とか言って友人を口説いていたような気がする。

 すると、後ろの席の気配が変わったのである。

 ざわっというか、笑いというか。

 そこで後ろの席の会話を申し訳ないが聞き耳を立ててみると、「仮に合州国がないとしてだ」「合州国がなければ世界史は説明できませんよ」「『信長征海伝』の作者がなにをおっしゃるやら」とかいう会話がなされていたのである。

 つ、ま、り、だ。

 『信長征海伝』の作者=佐藤大輔氏がいるということではないか。

 お店の会計を済ませるために友人らは立ち、20歳ころのオタク期のようにわたしは挙動不審になっており、友人らは異変に気付いた私を置いて外に出た。

 私はというと勇気をもって後ろを振り向いた。

 最初に思ったのは「あ。高梨教授がいらっしゃる」だった。不思議なことだ。

 次に第一次世界大戦の元首Tシャツを着ている人物がいることに気づき、その上を見ると、彼だった。佐藤大輔氏だった。

 佐藤大輔氏は熱く語るファンが目の前にいるのが恥ずかしいのか、背広を着たオタクを見て面白がっているのか、微笑されていた。

 私は声が上ずりながらも「あなたのファンです。続巻期待しています」と言ってしまった。一瞬、困ったなという顔をされていた。小隊レベルの奇襲攻撃をまたしてもしてしまったか。

 その後に余計な一言を付け加えながら。

 「僕も小説を書きます」と。

 いまだに書いていない。

 

 

●いつまでだろう、彼に「グチャグチャ」にされたのは。

 

 

 今もかもしれない。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本田の直前講習 古文 助動詞・助詞&敬語・修辞

2024-12-21 19:38:05 | 国語

 
●稀覯本(きこうぼん)らしい。
 
 表紙を見てお分かりかもしれないが前から読むと助動詞・助詞が、後ろから読むと敬語・修辞のチェックができる。
 
●編集意図が「新たな知識を蓄えるための参考書ではない。すでに学んだ知識の中であやふやなものを確実なものにするためである」とのことなので、解説部分は難しく感じる人もいるかもしれない。
 
●あ。文庫判サイズで横書きの一問一答形式である。左に問題、右が解説、解答という具合。
 
●左の問題はほぼ全部、入試問題より作られている。
 入試問題から同じテーマで、かつ、網羅しつつ一問一答を作るって大変なんですよね。
 解説見開きで完結。
 本田淳氏、すごい。
 
●よし、うちにある一問一答別冊なし古文を探そうかなあ。
 
●いや、自分で書いちゃう?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年購入したベストマジック(メタルベンディング編)

2024-12-20 14:29:28 | マジック
 
●メンタルマジックは好きだが、意外と大変だなと思うのは現象の少なさ。
 まして、トランプマジックを(ほぼ)捨てている身としては厳しい。
 
●まあ、メンタルマジックにならないマジックはないのだというアドバイスも聞いたので、苦労してはいけないのだろうが。
 
●現象数が少ない中、メタルベンディングを一つくらい入れておきたいなという思いがあったのである。
 
●そこでいくつかメタルベンディングものを購入したのだが、今年の一番はこれかなあという感じである。
 来年、早々に別のが上位になる可能性大ありだが。
 
●で、だ。
 
●今年の一番というのは「ストロングマン」である。
 
●以下長所と短所。
 短所も書くというのは私としては珍しい。
 
◆長所
⓵スプーンと違ってネジが曲がるという現象は珍しい。ネジの方がスプーンよりも固いというイメージないですか。ない? そうですか、すいません。
②小さい(6センチ弱)ので、てこを使って力づくで曲げていると思われにくくて念力っぽく見せやすい。
③観客にあらためてもらうことが可能。
④戻せる。
 
◆短所
⓵コピー品があふれている(らしい)。コピー品がこれと同じものかは不明。
②小さいので、クロースアップならともかくサロンで通用するのか。
 来年、早々に変わるかもしれないと思っているのはそのため。
③観客にどうあらためさせるのが正解やら。硬いですよねと言って渡すのもねえ。
④戻すしかない。
 
●個人的には、この原型となるアイデア見たことがあるんですよねえ。
 真田さん?
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

滑り止め大学を決めよう!

2024-12-19 09:49:51 | その他・雑文

●昔の記事を直前季節用に多少、手を入れました。

●うちのブログは意外と国語の情報が充実しているので活用してほしい。

※無料だよ、無料。塾、予備校並みの教材もあるよ。元予備校あがりだから。

※以下、本題。

 


●第一志望はゆずらないと言いながらも、そうはいかないことがあるだろう。

●そこで、滑り止めの決め方について述べてしまおうと思う。

●第一志望でない場合に備えることも重要だ。今回の話は有坂誠人先生、代々木ゼミの教務課の方、自分の経験談などをまとめて述べていく。

●まずは偏差値の出し方。

 二学期(後期)の模試の最低偏差値or平均偏差値マイナス5くらいが妥当である。

 「二学期(後期)の」というのがポイント。まあ、前日まで偏差値は上がり続けるが(そう信じろ!)、今回は滑り止めの話だから。

●次に志望学部(分野やら学群やら)の決め方。え? 志望学部は決まっているじゃんと言う方は甘い。滑り止めの話である。文系、理系と大まかに決めればいい。どうしても適正と言うのがあるからもう少し細かくしたいという人もいるだろうからそこは趣味としてもいいが、文系でも人文科学か社会科学かくらいに緩やかにした方が良い。

 滑り止めだから学びたいことをあきらめるのも作戦なのだ。

 私は法学部志望だったが経済学部にした。結果として法学系統は学んでいて向いていなかった。

 人生と言うのは意外とうまくできているものだ。

●さらに志望校の決め方である。

 先ほど求めた偏差値で口ずさんで抵抗感が一番少ない大学を選ぶのが原則。自分の気分を重要視しよう。

●そして、入試科目の内容をチェック。数学の範囲や漢文の有無などをチェックする。

 まあ、絶対的自信のある科目は少々なんとかなるかもしれない。私は浪人生として漢文を勉強したことが三日しかないが、漢文のある大学を滑り止めにした。

●絶対的な自信がある科目があれば、少々の冒険は効くのかもしれない。

●わたしの場合、国語は絶対的得意科目であったから。

●そして、できればであるが、受験結果による奨学生・特待生制度のある大学が良い。私は知らなかったが、私が滑り止めにした大学は奨学生制度があって、受験で上位3人~5人にはいると授業の半額が戻ってきたのである。

 せっかくの(?)滑り止め大学である。上位で合格しているはずではないか。私が仮面浪人を止めたのは、その奨学金を受け取った頃である。

さらに、その大学は2年生以降、学部上位2~5人程度に特待生として学費の全額が帰ってきたのである。実際に特待生となった。まあ、滑り止めのせいもあるが、予備校時代の90分講義に集中する力を発揮したからであろう。

 ここだけの話、某国公立大学の教授から「英語だけは学習しておいてくれ。あとはなんとかするからウチの大学院にきてくれ」とスカウトされるくらいは、講義の予復習をしていたのである。その教授は翌年亡くなってしまったが。

 今では講義の予復習は当たり前の行為であろうが、昔の大学は甘かったのである。

 滑り止め大学だと甘いかもしれない。

 予習、復習して、授業に集中するだけで、トップ層に入れるかもしれない。

 トップ層に4年いると卒業学部総代になれるかもしれない。

 俺がそう。

●また、他の科目同士が関連していたので(学部と言うのはそういうものだ)、他の科目で良い成績を取ると応用が効いたのだ。

 大学と言うのは、授業科目の選択さえ間違えなければよい成績が取れるのである。

●滑り止め大学ライフもまじめに過ごせばそれなりに楽しいものだ。

 

●以上、参考にしていただければ幸いである。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「詠み人知らず」化はクラシック化か。(訂正改稿)

2024-12-17 21:13:51 | マジック


Coin Shackles by TCC Magic
 
●TCCの『Coin Shackles』である。
 
 銘木の黒檀で作られた製品であるとのこと。
 真鍮版がフレンチドロップさんで出て、売られていたことがあったような。
 
●黒檀にするにしても、真鍮にするにしても元のチープさを消すためだったかなぁ。
 すくなくとも黒檀はそう。
 たぶん、真鍮もそう。
 
●もとはチープなプラスティックだったのである。
 
●黒檀で作る。
 
 こういうのはわたしの好物である。当然の購入である。
 
●解説の動画によると「クラシック」であるとのこと。
 
●で、だ。
 
●ここでクラシックになることはマジシャンにとって理想かである。
 
 世界的に普及し、自社ではできなかったであろう黒檀製まで出たのである。
 
●なぜにわたしがこだわっているかというと会社名と作者がはっきりとされているからである。
 
元はトリックス社の赤沼敏夫(あかぬまとしを)氏である。
 たしか、製品にはそう書かれていないが、トリックス側から聞いたから、ほぼこれは確かである。
 それは初心者さんのためのマジックとして売られ、製品にクレジットはされていなかった(らしい)
 澤浩氏のアイデアである。ちなみに販売名は「クリスタルコインケース」である。
 
●そこで問題はクレジットの問題である。
 赤沼敏夫(あかぬまとしを)氏澤浩氏の名前をTCCの製品にいれるべきかである。
 
そのあたり、赤沼敏夫(あかぬまとしを)氏の意見を聞いたことはない(ぜひ、聞きたい。だれか、コネを持っていませんか)が、真のクラシックとなるには詠み人知らず化がいるのではないか。
 
●わたしとしては赤沼敏夫(あかぬまとしを)氏澤浩氏の名前を残したい。日本人による作品だとしらしめたい。
 トリックス社があったことを少しでも記録に残したい。
 
●しかし、矛盾するが、クラシック(古典)が生まれるのもまた嬉しいのである。
 自由に作れるというマジック道具が増えるのが喜ばしいとも。
 
●まとめて言うと「クラシック(古典)とされるクリスタルコインケースはトリックス社で澤浩氏のアイデアの赤沼敏夫(あかぬまとしを)氏の作品である」。
 せめて、我々(これを読むの何人いるのやら)はこれだけを知っておくことにしよう。
 
※クレジットについては現代のほうが問題があるかなあ。
 人間関係とかが、あるからなあ。
 わたしも無名の(今もだ)ころ、事実上の盗作をされたことがある。
 原作というか、原案者は私だと名乗る気も起らなかったので、それはそれ仕方がないのである。
 そういう人間関係であったのだ。
 
〈補記〉
澤さんが原案かもしれないとの説あり。
ゆうきとも師の指摘による。
<再補記>
澤浩氏によるものとの情報を、なんかヤバそう@mi8nommm氏より情報を受ける。
全面改訂。
情報をくださった方に感謝をすると同時に読者の方を混乱させることになり、もうしわけないと謝罪する次第。
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

積ん読

2024-12-15 17:18:17 | マジック

●紳士のたしなみとして置いてある本(笑)
 
●ひろい読みしたり、冒頭だけ読んだり、斜め読みしたり、純粋に積ん読したりしている本たちの一部。
 
●自分の無知や見通しの甘さなどを知るにはいい機会かも。
●こういうのを読んでいるマジシャン(しかも原著で!)らがいることを知っているだけにくるものがある。
 
●まあ、自分が気になっている部分を探しては眺める、できれば、読むを年内はするかと。
 
●あと、道具の選定作業な。
 
●セリフ? プロット? 構成? も考えつつあるけど、道具や本の影響でころっと変わるかもしれない。
 
●古文の本は適当な部分を読んでも(たまたま開いたページでも)楽しいが、マジックの本って一筋縄ではいかないものだよ。
 運が必要な気がする。
 
 
 
●上掲本は小西甚一氏の大学受験四部作(わたしが勝手にそう呼んでいる)。
 どこを開いても楽しい♪
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする