goo blog サービス終了のお知らせ 

国語屋稼業の戯言

国語の記事、多数あり。国語屋を営むこと三〇余年。趣味記事(手品)多し。

小ネタ

2011-07-07 22:22:22 | マジック
●最近、子どもに扱えないように、着火するのに力が必要なライターがあると知った。


●マジックに使えそうだね。

●まだ軽く着くライターと、よく似た着きにくいライターをすり替えると、催眠術っぽくできるやも。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ショック

2011-07-07 17:17:17 | 日記
●某商品の某ショップによる説明に「3カード・モンテほどバリエーション豊かなプロットもありません」とあり、うんうんと納得していたところにこんな文章が続いていた。


●「これほど多種多様に進化したプロットを研究、比較検討するには、資料集めに膨大な時間と資金が必要となります。その無駄(以下略)」とあった。


●「その無駄」…。



●誰かそんな「無駄」なことをしている人がいるんかなあ。








俺以外にも。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3カードモンテ(続々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々)

2011-07-07 15:06:27 | 3カードモンテ


今回、ひさびさにThree Card Monte(たまには英語表記してみた)を購入しまくりました。



【Disappearing Card with Teaching DVD】
Brian Thomas Moore解説など。

3カードモンテ「も」入っているDVD.

では、メインは何かと言うと2カードモンテなのだ。

ごめんよ、2カードモンテ。
今までなめていたよ。買ったことをあったけど、ハズレネタにしていたような気がする。


やはり、一枚少ないのは駄目ね。

みたいな気分だったやもしれぬ。


だが、だ。

ここまで徹底するとは素晴らしい。
意外性のあるマジックに仕立て上げようとする思いも見える作品集だった。

こういう初心者向きとされる手品をいじくりまわすのって、大好きだ。
もっとやれ! とか言いたくなる。


2カードモンテの世界へ行きたい人にはぜひ。

行きたくない人は別に買わなくていいやも。(やはり舐めているかもしれない)


【プラスαモンテ】
YASU氏のギミックカード作品集である「Y-ANTHOLOGY/ヤンソロジー」所収の作品だ。

モンテ特有の移動現象のあとの完全変化(表も裏も変わっちゃう)である。
マジックの理想とも言える現象でマジックを初めて見る観客にも受けるだろう。
そして、マジシャンをひっかけるのにも有効やもしれぬ。

あまりいい目標ではないが、たまにはそういうのを演じたくなる日もあるだろうし。

ただ、おいらの得意としないタネを使用しているので、おいらはあまり演じぬやもしれない。


このあたりはおいらの単なる好き嫌いであり、購入したら演じまくるといい。

そのほかにも作品が同様の趣向の作品(マニアにも初心者にも受ける作品)があるうえに、全てのギミックカードがあるあたり、お買い得ですぜ。


【Stand Up Monte trick】
Garrett Thoma作。

ワイルドカードとモンテの融合ということなんだけど、全部が同じカードになる瞬間が二回あるのが、いい感じ。

全てがハズレカードになるのは一枚の変化なんだけど、その後、手順を進めていくと全てがマネーカードになるのは、観客も意外に思うんではなかろうか。

スタンドアップの状態でモンテ(カードマジック)を演じるとポケットが使えるから、現象を追加しやすくていいよね。

クライマックスの意味を考えさせてくれたいいモンテでした。




【Gypsy Monte 2003】
R. Paul Wilson作。
タロットカードをモンテに使うんだが、普段のトランプカードと違うということに、実は深い意味やら意義やらがある。

まず、パケットケースから出すときに、どうして一組のデックから出さないのかを説明しやすい。

次に物語を語りやすい。

カード自体にあやしさがあるおかげで、動作やら話運びやらが不自然にならないと思う。

有名なモンテトリックと同様に進めていくが、クライマックスまでうまく演じることができると、マジシャンの気分も上々で、観客も驚きくと思う。

お話をするのがうまい人(マジシャンってうまい人が多いよね)で、カードトリックやコインマジックを続けて、ちょっと流れを変えたいときなどには最適なマジックだと思う。


【The Red Herring】
Paul Gordon作。


燻製ニシン=Red Herring。


何というタイトルだ。

まぁ、ミスディレクションというか、誤導というか、そんな感じの意味らしい。
においが強烈で猟犬の鼻をごまかすために燻製ニシンを用いたことからきたんだってさ。

そもそも燻製ニシンが赤いってのも知らなかったよ。

いや、食ったことがあるような気もしてきたぞ。

で、だ。

これを日本語で演じるには、どうすればいいんですか。

という諸兄に提案を一つ。

幸い、絵がニシンと思えないので、要は赤い魚にしてしまうといい。
つまり、「鯛」だ。金魚でもいいけど、言葉遊びでは鯛の方が日本人にはおそらく楽だ。


「今日は前から演じタイ手品があるんです」
「カードを当てタイと思いませんか」

などと前ふりをしていき(タイの発音を工夫しておいて落ちまでひっぱる)、最後に当てることができなかった人に向かって、手の上に持っている、そのカードは「鯛」であると主張し、「外れても気にしないでください。このカードはおめでタイんですから」などと言いながら終わると言うのはどうだろうか。

がんばれ。

がんばるから。



【Joker Monte】
Dave Neighbors作。名前が同じ作品とは多分無関係。



ケースを演出に使うだけで表現力や説得力が増すもんだねと思えるモンテだった。

ポケットよりもやはりテーブルに置きっぱなしのケースの方が説得力あるよね。
また、テーブルに置きっぱなしにしてもパケットケースや財布よりもカードケースの方がやはりいいはずで。



ありがちな展開で4枚モンテからの3カードモンテという流れ。

ありがちなんだが、クリップとケースを効果的に使っているにので、観客にはかなりフェアに見えると思う。

ケース単独でも面白い使い方がありそうだ。



【新 Qを探せ(ギガサイズ)】
DP製。

今まで高かったあのモンテがこの値段に?

と驚きの気持ちで買いましたが、そういう売り方かあ! と驚きました。

もうね、現象云々の前に購入段階で二回も驚かせるなんて、すごいよね。

価格もかなり安くなったので、パーティーなどで3カードモンテを実演する人にはぜひにぜひに。

たとえば、結婚式でやる場合、一般のお客さんには当てられないけど、新郎新婦だけは当てられるという演出もいけるよ。



最後は新郎新婦の投げキッスで全部同じカード(ハートのQ)になるとか。
「二人の愛の力の奇跡です」とか言ってカラオケ(GReeeeNのキセキ)に移るとか。

やりたい放題に使えますぜ。



【Solomon's Gypsy Curs】
カードソリューソンズ・オブ・ソロモン所収。
デビッド・ソロモンによる「ジプシーカース」。

ここでは詳しく書かないが、とりあえず、ジプシーカースのいい手順があったので、紹介。

他にも3枚組とは思えない値段なので、お買い得なDVDでした。





ふぅ。長い記事だった。




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする