●元テンヨーの下村知行氏の作品。
●え。今さらという向きもあろうが、ご紹介&感想である。
●まずは、なぜ、当たるかがよぉわからない。
これ、大事。
自分(マジシャン)が把握しきっている手品だと、手品くささがにほふことがあるのである。
異論OK。
ただ、あくまでもわたしの場合はという話である。
●せっかくのメンタルマジック(メンタリズム)である。
手品くささをなくすにこしたことはないだろう
●最近のトランプ離れもリフル(シャッフルもフォースも)ができないことに加えて、トランプだと手品くささが出るよねえという部分もあるのである。
ただ、ESPカードが5分の1に対して、52分の1という魅力は捨てがたいのだけれども。
●この血液型か星座を当てるというこのマジック(と書いていいよね)を妻に見せたのだが、まあ、なんだ、パーソナルデータを知っている相手なので、効果が薄いと見た。
というか、2分の1の奇跡しか起きない。
●なので、「推し」で血液型か星座を知っている方を思い浮かべてもらった。
●ただね、「推し」が非実在で巻数(話数?)もかなりいっているとね、過去の回想やら生い立ちやらも書かれているとね。伏線も貼られているとね。
うかつなことを言えまへんわ(笑)
●閑話休題。
●この本では場合わけをしているところが面白かった。
マジシャン、マジックバー、占い師、メンタリストの場合などである。
応用性が高いと言えよう。
●付録の『リーディング超入門 人は心を読まれたがっている』もかなりよい。
すばらしい。
ある意味、パラダイムシフトを実現した内容である。
わたしのような世代だと、気にしていた内容をクリアしていらっしゃるのだ。
これでますます、演じやすくなったわけだ。
●なお、コラムは大事。あの部分を疎かにしてはいけませんな。
●『もしも本当に超能力が使えたら』の発売が待ち遠しいですね♪