旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

ホース・シュー・ベンド、アンテロープ・キャニオン経由モニユメント・ヴァレーへ

2012-04-13 09:38:33 | アメリカ西部
朝8時、アリゾナ州セドナを出発し北上。道はぐんぐん高度を上げる。セドナでもすでに標高1370メートルだったが、ルート66も通っているフラッグスタッフあたりになると2000メートルに達している。快適なハイウエーの走行をしているととてもそんな風には思えないが、見え始めた雪山ハンフリーズ・ピークは標高3850メートルと、富士山よりも高い。
さらに北上しコロラド川の方向へ降りていくと風景は一変する。

有名なグランド・キャニオンは目もくらむような渓谷だが、それとて谷の始まりはある。車の左手に、その「グランド・キャニオン」のはじまりとなる谷が見えてきた。
しかし、今日は定番観光地のグランド・キャニオンには行かない。小松的にはそれ以上にオモシロイ場所を目指す。

ページのから車で15分ほどのところにある「ホース・シューベンド」は、実際に目にしてみるまでどんなものなのか、絶対理解できないだろう。トイレもない駐車場から15分ほど坂をのぼっていく。すると・・・
突然地面がなくなり、巨大な馬蹄形にコロラド川がまがっている場所が見える。
どんな場所なのか、人間入の写真も載せます。拡大してご覧ください。
柵等は、ない。こんな崖はたくさんあるから、自己責任できてもらうしかないのだ。「岩の端に乗らないでください」という注意書きには日本語のぢも書いてあるのだが・・・これじゃあ読めません。

**昼食はペイジの町で中華のバッフェ。

午後1時からの「アンテロープ・キャニオン」のジープツアーに参加。
ここは先住民の特権エリアなのでこういうツアーに参加しなくては行けない場所だ。

「アンテロープ」という言葉は動物以外に「鉄砲水」という意味もあるのだそうだ。
この景観は、年に数土今でもやってくる水が作り出したもの。


ナショナル・ジオグラフィック社は、その「鉄砲水」を撮影しようと、その岩壁に機材を設置したのがが…実際に鉄砲水がやってくると、機材はすべて水の力で引き剥がされ、この三つのくぼみだけが残っていたのだそうだ。鉄砲水の勢いがどのようなものだったのか、誰しも見てみたいと思うだろうが、これを自分の目で見るときは…つまり…


午後2時半、ペイジの巨大スーパーでお買い物。今晩宿泊するモニュメント・ヴァレーの絶景ホテルTHE VIEWはダイニングはひとつしかなく、周辺には何もない。混雑して高くて、それだけ苦労する価値のない食事ならば、スーパーで買出して食べる事にしたわけだ。

三時間弱のドライブで、ホテル到着。
だいぶ寒くなって、明日は雪が降るかもしれない。

コメント
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