富津岬の向こうに富士山が見えた。
↑岬の先に丸い二つの人工島=第一、第二海堡が見えている。
第一は立ち入れないが、第二は近年観光訪問もできるようになった。
対岸にある第三は船の安全のために取り壊された↓
google mapで見ると富津岬がくちばしのように突き出し↑その先の海の中に二つの海堡が見える↑
東京湾の入り口を護るため人工島がこんなにあったのだ。
12/7《手造の旅》南房総は岬の砲台跡を富津市の方に案内していただくところからはじまった。
第一海保と同時期の明治15年から建設がはじまった。
当時盛んだった鋸山からの採石で切り出してきた石が使われている。
レンガでできた部屋は弾薬庫だったと推察されている。
上りきると広場にでた。
今は公園だが、もとは東京湾に侵入する敵を迎え撃つ砲台。
銃座がのこされている。
今は松林で覆われているが、砲台が築かれた当時に樹木など植えられていない。
*
掘割を渡るちょっとおもしろいデザインの橋。
渡って、林の中の道を入るとすぐにコンクリートの壁が立っていた。
壁の真ん中に覗き穴がある。
ここから銃を発射するのだろうけれど、戦闘用には思えない。
100mほどいったところに別の大きなコンクリート壕があった。
解説してもらってはじめてわかった。
先ほどの場所から撃った銃弾は↑この場所に置かれた鉄板?に向けられていたのである。
どれほどの威力があるかを測定する場所だったのだ。
富津岬が軍事拠点だったことをはっきり理解できた。
バスに乗って古墳に向かう。
このエリアは内裏塚古墳群と呼ばれ↑消滅したものもふくめ47の古墳が表記されている↑
南関東最大の古墳集積地帯なのだそうだ。
今日、訪れるのは上の地図の南4kmに位置する弁天山古墳↓
↑登ってみると海が近いことがわかる↓
つまり、海からもよく見えていた・海から見えることを想定して建設された巨大古墳だ。
昭和二年の小学校建設工事で石室が見つかり、昭和四年に国指定の史跡に認定された。
墳丘の後円側は鉄道敷設のために削り取られているが石室を見学できる↓奥の三角屋根が昭和五十年代に設置された石室を護るための施設。
↓建物の外側からの写真↓
竪穴式の墳墓で↑埋葬の後に蓋をした天井の大石が見えている↓
突起の部分に縄をかけて降ろして蓋をした?関東ではこういう突起はここしか見つかっていない。
12月7日は中にも入れていただきましたがそちらの写真は掲載不可とのこと。
まだまだ発掘途上なのです。
↑岬の先に丸い二つの人工島=第一、第二海堡が見えている。
第一は立ち入れないが、第二は近年観光訪問もできるようになった。
対岸にある第三は船の安全のために取り壊された↓
google mapで見ると富津岬がくちばしのように突き出し↑その先の海の中に二つの海堡が見える↑
東京湾の入り口を護るため人工島がこんなにあったのだ。
12/7《手造の旅》南房総は岬の砲台跡を富津市の方に案内していただくところからはじまった。
第一海保と同時期の明治15年から建設がはじまった。
当時盛んだった鋸山からの採石で切り出してきた石が使われている。
レンガでできた部屋は弾薬庫だったと推察されている。
上りきると広場にでた。
今は公園だが、もとは東京湾に侵入する敵を迎え撃つ砲台。
銃座がのこされている。
今は松林で覆われているが、砲台が築かれた当時に樹木など植えられていない。
*
掘割を渡るちょっとおもしろいデザインの橋。
渡って、林の中の道を入るとすぐにコンクリートの壁が立っていた。
壁の真ん中に覗き穴がある。
ここから銃を発射するのだろうけれど、戦闘用には思えない。
100mほどいったところに別の大きなコンクリート壕があった。
解説してもらってはじめてわかった。
先ほどの場所から撃った銃弾は↑この場所に置かれた鉄板?に向けられていたのである。
どれほどの威力があるかを測定する場所だったのだ。
富津岬が軍事拠点だったことをはっきり理解できた。
バスに乗って古墳に向かう。
このエリアは内裏塚古墳群と呼ばれ↑消滅したものもふくめ47の古墳が表記されている↑
南関東最大の古墳集積地帯なのだそうだ。
今日、訪れるのは上の地図の南4kmに位置する弁天山古墳↓
↑登ってみると海が近いことがわかる↓
つまり、海からもよく見えていた・海から見えることを想定して建設された巨大古墳だ。
昭和二年の小学校建設工事で石室が見つかり、昭和四年に国指定の史跡に認定された。
墳丘の後円側は鉄道敷設のために削り取られているが石室を見学できる↓奥の三角屋根が昭和五十年代に設置された石室を護るための施設。
↓建物の外側からの写真↓
竪穴式の墳墓で↑埋葬の後に蓋をした天井の大石が見えている↓
突起の部分に縄をかけて降ろして蓋をした?関東ではこういう突起はここしか見つかっていない。
12月7日は中にも入れていただきましたがそちらの写真は掲載不可とのこと。
まだまだ発掘途上なのです。