旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

フランスのグランドキャニオンへ

2013-03-08 01:57:52 | フランス
ニースを出て海岸沿いを西へ向かう。ロケブリュンヌの印象的な岩山が見えてくる。はじめてここを走った時、この山がセザンヌの画いたサン・ビクトワール山だと勘違いしたっけ。

高速道路から必ず目につく印象的な岩山なのだが、たいていの日本のガイドブックにはひと言も触れられていない。

ここから内陸の山岳地帯へ入ってゆく。くねくね道はどんどん標高を上げそろそろ海抜八百メートルぐらいになるのではないだろうか。Comps sur Arutubyという村でトイレストップ。

冬の時期で公共トイレが閉まっていてカフェを利用する。

店の奥から「見慣れない奴だな、君らは」と言いたげな視線


渓谷に入り、110mをひとまたぎするArtuby橋

道は狭く、路肩には雪が積もっているので対向車がやってきたらどうするかとひやひや

バスは雪の上を踏む音をたてながらカーブを曲がってゆく。崖をくりぬいてつくられたファイヤットトンネルを抜けてゆく

地面が川によって削られているのがハッキリわかる。アメリカのグランドキャニオンとちょっと似ている場所

グランドキャニオンホテル


谷の幅がひろがり

その上部に我々が通って来た道。

サン・クロワダム湖と手前のエギュイーヌ村が見えてきた



湖畔まで降りてゆくと緑色の美しい水面


**
お昼は「フランスの美しい村」のひとつ、ムスティエ・サン・マリー。駐車場から村へ向かう看板

★ムスティエ・サン・マリーについてはこちらに詳しく書きました
谷を流れる川に守られるようにして小さな村がある。二つの岩山の頂上を渡して200メートルの鎖がかけてあり、そこに金色の星が輝いている↓下の写真、よっく見ていただければ写っております(^.^)




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