ゲイランゲルフィヨルドの奥の丘にあるユニオンホテルを出発。
このホテル、この二十年でずいぶん立派になった気がする。
雨の多いフィヨルドだが、今日はさわやかで気持ち良い天気
デッキの上にも陽が射すので、出航して風がでても寒くて耐えられないほどではない。
この船はもともと観光船ではない。
フィヨルドの岸壁の上や入り江の奥に住んだノルウェーの人々のための大事な連絡船
「ポストシップ」なのだ。今でも旗に「POST」と書かれている。
崖の上から滝が落ちている。
そのすぐ横に家があるのがわかるだろうか
1960年代まで使われていた農場。
20世紀初頭まで貧しかったノルウェーではこんな場所で生きていくしかない人も多かった。
総人口の三分の一がアメリカやカナダに移住したというデータもある。
この農場は「上の岩が落ちてくる危険がある」という行政指導で放棄されたそうだが、
半世紀後の今日もまだ岩はそのままであります↓
今はトレッキング客が訪れる場所になっている。
滝はいくつもいくつもあるので全部の名前など載せられていない。
ガイドブックに書かれているのはごく一部。
こちら、ガイドブックにある数少ない滝のひとつ「求婚者の滝」。
すぐ前に七人姉妹の滝があるのだが、
全員に断られて飲んだくれているので酒瓶の形になったのだそうだ(笑)
入り江の奥に時折教会が見える。
このあたりの教会は19世紀に建てられたものが多い。
きびしい農業の日々、仲間と出会える場所として教会はとても重要だった。
崖を降りてボートに乗って教会のある入り江に着くと、着替えるための小屋が置かれていたほどに。
**
船を降りる。
このあたりは海沿いであっても緯度が高いのでスイスの山で見られるような植物がたくさんある
次の目的地、ブリクスダル氷河は下の地図でわかるようにヨステダル氷河(氷海)から流れ落ちる氷河のひとつである。
オルデン湖は二つに分かれた細長いかたちをしている。
奥の湖に至ると正面の山の上から氷河が流れ落ちているのが見える。
バスがそちらへ向かっていくとどんどん大きさを増してくる。
谷の奥、バスで入ることができるのはここまで。
目的地のブリクスダル氷河はまだ見えない。
昼食の後に何時のジープに乗ればよいのか確かめにチェックイン。
そして、昼食後、13:00のジープに乗ろうと歩いていた時、突然おもいがけない事態が小松を襲った。
これについてはこちらに書きました。
この六人乗りのジープで氷河の間近に向かう。
豪快に滝のしぶきをあびて、さらに滝の奥へ
奥へ
十五分ほどの乗車の後、さらにここから十五分歩く。
と、氷河の近くへ行けるのだが…こまつは前述のアクシデントによって行くことが出来なかった。
この写真を撮ってきていたき…「はい、おみやげ!」と、氷河湖からとってきた氷をくださいました!
とても固く、中に何万年前かになるだろう気泡が見える。
***
バスは、ヨステダール氷海から流れ出るもうひとつのボイエ氷河がみえるところで休憩
今日の宿泊ホテルがあるソグネフィヨルドを目指す。
ノルウェーの道は年々目に見えて新しくなっている。
こういうトンネルがどんとんつくられて、時間短縮されている。
景色は見えなくなるのですけれどね。
クヴィクネスホテルは歴史ある家族経営のホテル。
ヴィクトリア朝の白い木造の建物が入り江に佇む。
ノルウェーでワインはつくれないけれど、契約してこんなハウスワインのラベルがあるのです。
近くにはバイキング時代のスターヴ教会を彷彿させるカタチをした教会もある↓
このホテル、この二十年でずいぶん立派になった気がする。
雨の多いフィヨルドだが、今日はさわやかで気持ち良い天気
デッキの上にも陽が射すので、出航して風がでても寒くて耐えられないほどではない。
この船はもともと観光船ではない。
フィヨルドの岸壁の上や入り江の奥に住んだノルウェーの人々のための大事な連絡船
「ポストシップ」なのだ。今でも旗に「POST」と書かれている。
崖の上から滝が落ちている。
そのすぐ横に家があるのがわかるだろうか
1960年代まで使われていた農場。
20世紀初頭まで貧しかったノルウェーではこんな場所で生きていくしかない人も多かった。
総人口の三分の一がアメリカやカナダに移住したというデータもある。
この農場は「上の岩が落ちてくる危険がある」という行政指導で放棄されたそうだが、
半世紀後の今日もまだ岩はそのままであります↓
今はトレッキング客が訪れる場所になっている。
滝はいくつもいくつもあるので全部の名前など載せられていない。
ガイドブックに書かれているのはごく一部。
こちら、ガイドブックにある数少ない滝のひとつ「求婚者の滝」。
すぐ前に七人姉妹の滝があるのだが、
全員に断られて飲んだくれているので酒瓶の形になったのだそうだ(笑)
入り江の奥に時折教会が見える。
このあたりの教会は19世紀に建てられたものが多い。
きびしい農業の日々、仲間と出会える場所として教会はとても重要だった。
崖を降りてボートに乗って教会のある入り江に着くと、着替えるための小屋が置かれていたほどに。
**
船を降りる。
このあたりは海沿いであっても緯度が高いのでスイスの山で見られるような植物がたくさんある
次の目的地、ブリクスダル氷河は下の地図でわかるようにヨステダル氷河(氷海)から流れ落ちる氷河のひとつである。
オルデン湖は二つに分かれた細長いかたちをしている。
奥の湖に至ると正面の山の上から氷河が流れ落ちているのが見える。
バスがそちらへ向かっていくとどんどん大きさを増してくる。
谷の奥、バスで入ることができるのはここまで。
目的地のブリクスダル氷河はまだ見えない。
昼食の後に何時のジープに乗ればよいのか確かめにチェックイン。
そして、昼食後、13:00のジープに乗ろうと歩いていた時、突然おもいがけない事態が小松を襲った。
これについてはこちらに書きました。
この六人乗りのジープで氷河の間近に向かう。
豪快に滝のしぶきをあびて、さらに滝の奥へ
奥へ
十五分ほどの乗車の後、さらにここから十五分歩く。
と、氷河の近くへ行けるのだが…こまつは前述のアクシデントによって行くことが出来なかった。
この写真を撮ってきていたき…「はい、おみやげ!」と、氷河湖からとってきた氷をくださいました!
とても固く、中に何万年前かになるだろう気泡が見える。
***
バスは、ヨステダール氷海から流れ出るもうひとつのボイエ氷河がみえるところで休憩
今日の宿泊ホテルがあるソグネフィヨルドを目指す。
ノルウェーの道は年々目に見えて新しくなっている。
こういうトンネルがどんとんつくられて、時間短縮されている。
景色は見えなくなるのですけれどね。
クヴィクネスホテルは歴史ある家族経営のホテル。
ヴィクトリア朝の白い木造の建物が入り江に佇む。
ノルウェーでワインはつくれないけれど、契約してこんなハウスワインのラベルがあるのです。
近くにはバイキング時代のスターヴ教会を彷彿させるカタチをした教会もある↓