旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

ストックホルムを塔から見晴らす

2013-07-04 14:46:55 | スェーデン
ストックホルムを見晴らすテレビ塔のレストランより。森に塔自身の影がくっきりおちる。20時過ぎの夕食といってもこのぐらい明るい。
ストックホルムは水と森にかこまれた美しい街。島(ホルム)に杭(ストック)をたてて街をつくっていったことが街の名前になっている。○レストランはすっきりしたシンプルな明るさ
●朝、9時半。ヘルシンキからの船が港に到着する。降りてあらためてみると5万8千トンはやっぱり大きい。※飛鳥Ⅱで五万トンと少し 預けたスーツケースをひきとりにいくと、コンテナヤードにぽつんとかたまっておりました

ストックホルム旧市街のスカイラインを見晴らす場所へ左から二つ目の金色の塔がある建物が市庁舎。ここがストックホルム観光の目玉。

中へはいってすぐのホールは、「青の広間」と呼ばれているが、どこも青くない

イタリアの広場をイメージしてつくられたというこの場所は、計画当初青空のように青くする予定だったそうだが、「北欧には寒すぎる」として、このレンガ色に落ち着いたそうだ。良い結果になってます(^^)

ここはノーベル賞の晩餐会場につかわれる。その時はこのようになる⇒
ぎっしり詰め込まれた感じ?そのとおり。1350人ものゲストが入ると、ひとりあたりのスペースは60センチ、王族席でも70センチしかない。ノーベル賞ディナーの内容も北欧らしく質素であることをむしろ誇っている。無駄に(と、北欧の人たちは考えているのだろう)絢爛豪華な晩餐というものをはじめから意図していない。

市庁舎なので、当然議場もある。この部屋はバイキング船をイメージした天井になっている
議員は一般市民が兼業でやる職務になっている。政治家はプロが良いのかどうか?意見の分かれるところだろう。

天井が木造に見えるが、この部分はコンクリートを似せて塗ったそうな

晩餐会場の上の階は「黄金の間」。ドイツ製の金色モザイクでつくられている。正面はメーラレン湖の女神。

出口に、ノーベル賞の晩餐に使われる食器セットが飾ってあったこれはなんと日本の会社がつくっているのだそうだが、工場は近年中国に移転したのだとか。

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王宮の近くにあった昔の(今も使えるけど)男性用公衆トイレ
★衛兵交代

王宮のある旧市街の島ガムラ・スタンはこんな細い道もあります

食事の後少し自由行動。ノーベル賞博物館のカフェの椅子の裏には訪れた受賞者がサインすることが慣例になっている。これは山中博士のもの⇒
この慣習が出来たわけについて、こちらに書きました。

自由行動中に小銭で買われたというトローチ、これ、北欧の人が大好きなリコリス味ですが、日本人には十人のうち九人には歓迎されません(-.-)

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午後、現在王室がお住まいの離宮・ドロットニングホルムまで三十分少しで到着今年はカール・グスタフ16世王の即位40周年記念。王様も歳をとりました

今日チェックインしたホテルは近頃オープンしたアバ・ミュージアムの系列になっているのだそうで、ロビー中いたるところがアバ関係のデザインでいっぱいでした
コメント
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