旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

雪山を背景にアーチーズの絶景を歩く

2014-05-14 11:13:26 | アメリカ西部
《手造の旅》アメリカ西部絶景の旅、二日目

日本からの飛行機トラブルはあったが、きのうのうちにユタ州モアブに到着出来てよかった。今朝は最高の青空になった。

ホテルを出て15分でアーチーズ国立公園に入る

今日の気温は、予報によると摂氏5℃~25℃。朝の涼しいうちにいちばん歩く「デリケート・アーチ」のルートへ行こう。片道45分、高低差146m、行きはほぼ登り一般的なツアーではちょっとコースには入れられない。遠くに小象も見みえた花盛り花の名前はきかないでください(笑)トレイルは少し湿っていた二日ほど前は雨だったそうな。いきあった欧米人にきくと、きのうはずいぶん風がつよかったとか。ほんとに天気に恵まれた(^^)

このルートを歩くのは三回目だが、これまででいちばん快適に感じる。前回は風が強く、前々回はとても暑かった。最後のコーナーをまわりきると、突然ユタ州のナンバープレートにもなっているこのアーチが姿を現す。

やっぱり、数日前には雨が降ったようだ。背景に見えるラサール山は雪山になっている。



岩の下にいるのは小松です


こんな子もいました

*車でバランスロックまで移動ウィンドウズ・セクションへ向かう。ここは巨大なアーチがひしめいている。
写真は左がノース・ウィンドウ。右がサウス・ウィンドウ真下までいくとこんな感じ

**今日のアーチーズ観光の三か所目には「パーク・アヴェニュー」を入れた。
摩天楼のような岩が屹立する間を広いアヴェニューのようなトレイルがとおっている。

「歩行には楽で高低差はそれほどない」と英語ガイドには説明されているが、日本の一般的ツアーでの歩行基準なら「中級」ぐらいにはなるだろう。先に行ったデリケート・アーチなら「上級」で「天候が悪い場合は、展望場所から遠望していただきます」ぐらいの注意書きが入るだろう。
上は「パークアヴェニュー」トレイルを、南の入り口の展望台から見晴らしたところ。多くのツアーはここで写真を撮ってバスにもどっていく。

お昼は三十分ほど走ったグリーンリバーという小さな町にて店に入ると向こうには全然グリーンじゃない川が流れていた エビのフェテチーネサンドイッチけっこうおいしいかったです。

さらに二時間走って休憩。
この巨大なシカの頭、二千ドルで売っております

ブライス・キャニオン近くのルビーズ・インへ向かう道に、レッド・キャニオンがある夕陽を浴びてほんとうに赤い。

ルビーズ・インは1923年にオープンした。当時からの暖炉がロビーにそのままある
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なんとか今日のうちにアーチーズ国立公園そばのホテルに到着

2014-05-13 22:06:47 | アメリカ東部
成田空港へ到着したら、16:00発のポートランド行デルタ航空が一時間半遅れていた。
ポートランドで一時間半の乗継にて、ソルトレイクシティへ行く予定だから、もうこの便では乗継不可能。
カウンターで15:40発のロサンゼルス行に振り替え。09:45に到着後、ソルトレイクシティへ乗り継ぐ便がいくつもある一年ぶりに、アメリカの航空会社にのると、ヨーロッパ方面の航空会社とは全然雰囲気が違う。機内での安全指南ビデオもエンタテイメントになっております。


今日は九時間半のフライトタイムで、09:30にはロサンゼルスに到着11:10が直近のソルトレイクシティ行きだが、我々が乗る予定になっているのは次の12:55発。結果的にこれでよかった。
入国と荷物検査、ゲート移動にほんとうに時間がかかる。

ソルトレイクシティ行きのゲートに一時間前に到着。ほっとしていると、やれやれ、またこちらの出発時間も遅れている。
はじめに三十分、しらばくしてさらにに三十分遅れて、また遅れて、ついには二時間遅れの15時発となってしまったカリフォルニアとユタのあいだには一時間の時差があるから、到着は17時半近くになるだろう。
飛行機からの眺め。これって何? 砂漠の中のダム湖は美しい
グレート・ソルトレイクが見えてきて、雪山も見える。

ここは標高一千百メートル、冬季オリンピックもひらかれた街。迎えてくれたいつものYさんによると、きのうは山の方で雪も降ったそうだ

iPhoneでマイクになるアプリ新導入(^^)

これから越えていく峠は標高二千ほどだから、その雪も間近にみえるかもしれない。
ソルトレイクシティから南下して、Provoから南東に山の間をぬける六号線に入る谷の入り口には風車がたくさん設置されていた。

二時間ほど走って20時半ちかく、そろそろ夕暮れてゆく Helperを過ぎてPriceの街で休憩。面白い名前の街が多いです。バーガーキングでさっと夕食を買って、さらに二時間走る。

満月は平原を明るく照らしている。夜のアーチーズ国立公園をかすめて、モアブのホテルへ到着したのはほとんど23時だった当初の予定よりも四時間半遅くはなったが、今日のうちに宿泊地へ到着出来て、ほんとうによかった。

明日は、アーチーズ国立公園を歩く。写真をとってさっと去ってゆくような行程ではなく、歩かないとお目にかかれない絶景をお目にかけましょ(^^)

あした、天気になぁれ!

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ブルージュでおいしく

2014-05-07 05:18:21 | ベネルクス
アントワープを出発し、朝10時半にはブルージュ旧市街のホテルへ到着。徒歩観光スタートベギン修道士会の庭
マルクト広場

**
夕食は自由だったので、紹介してもらったレストランを試してみることにする。ご希望の方と共に、しっかりいただきましょう。まずはこの時期の定番白アスパラ
前菜に
●エビのトマトソースコリアンダー風味コリアンダーが苦手な人でも無理なく食べられる。絶品のトマト味、ばかにできません。
●エスカルゴとアスパラを入れたグリーンソースこのソースも、いわゆるエスカルゴでよくある味とは違う。パンにつけてぜんぶいただきました。
●ベジタリアン・ディッシュは、アスパラとアーティチョークと半熟卵のソース。あっさりして日本人好み。
●ラム肉二人からしか注文出来ない。それだけがっつり量がある。羊臭さがおいしいと感じさせる。
●タラとアスパラのリゾット米好きですから外せません。

満足いたしました(^^)
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クレラー・ミュラーからアントワープへ

2014-05-06 04:32:40 | ベネルクス
アムステルダムからクレラー・ミュラー美術館への道。アメルスフォールトという街は日本のソーラーパネル会社も協力して、全市で屋根にパネルを取り付けてソーラー実験をした街なのだそうだオランダ人でも知らないような話。今はどうなっているのだろう、一度見てみたい。

クレラー・ミュラー入口個人ではなかなか訪れるのが難しい美術館。ゴッホの「夜のカフェ」はここにあります。ゴッホ作品の入手年表が新しく壁に展示されていた
でも、作品というよりも、この環境こそがクレラー・ミュラーの価値

昼食も公園内のこんな建物にて

**
午後三時にはベルギーのアントワープへ到着。ステーン城と、伝説の悪い大男の図 これは肉屋のギルド会館現在楽器博物館だそうな。一度見てみたい。

マルクとから見る大聖堂の鐘楼

逆には市庁舎。その前にある、大男の手を切り取って投げるローマ兵士ブラボーの図

大聖堂の前には「ネロとパトラッシュ」へのこんな言葉を刻んだベンチが…トヨタ自動車の協力により設置されている 大聖堂内部はルーベンスの作品が四つある。いつも見ているものだが、やはり「十字架降下」の抑えた表現が好ましい
ルーベンスはイタリアへ二度行っているが、ローマで見た先人の影響をいろいなところにちりばめているように見えるのは、気のせいだろうか?たとえば、この絵で「汚れた足の裏」を画いているのは、カラヴァッジォの「ロレートの聖母」に描かれた農夫の足の裏に似ていないか?

自由時間にスーパーを見学していると、目に入ったのは白アスパラ

明日、ブルージュの自由夕食で巡り合えると良いのですが。


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オランダ、ベルギー チューリップは終わっても

2014-05-05 03:36:15 | ベネルクス
2014年のチューリップ畑は、5月のはじめにはもう刈り取られてしまっていた。昨年は開花が遅くて困っていたのに、季節というのはわからない。

しかし、キューケンホフ公園はいついってもすばらい花園を演出してくれている


園の外の道だって、花はなくても訪れる価値がある

晴れた日の運河クルーズ水の上の街・アムステルダムは美しいおや?香港にあるような中華レストランが出現していた
そのままダイヤモンド工場へ。近年インド勢力の台頭が目立つそうだが、ユダヤ資本の伝統も健在

***
国立美術館の見学は、この時期どうしても混雑する。大部屋の突き当りにはレンブラントの「夜警」そこへ入るすぐ右横に、はじめてみるこんな作品が飾られていたストックホルムから出張してきていたこの作品について、こちらに書きました。

同じ大部屋の一角に、フェルメールがこんな風に展示されているこれはあまり上手な展示ではない。同行したガイドさんたちも同じように感じていた。
グループが集中するのが分かっているのだから、四点を並べて一つの壁にかけるのでは混雑しすぎる。
さらに、小松としてはこのサイズの絵はもう少し小さな部屋にかけてある方が良いと思う。以前、美術館が修復中だった時代の方が、フェルメールの展示は良かったと思えるのだが・・・。
★花の時期をはずしたオランダの美術館を楽しめる《手造の旅》を企画してみたいです

ゴッホの絵も三点展示してあった。その中のパリ時代の一点お金を払って注文してもらったにもかかわらず、結局は無料で差し上げてしまった一品。兄のこのやり方を、弟のテオが手紙で母親に愚痴っていたそうな。

ゴッホが影響を受けていたジャポニズム展示がすぐちかくにある日本にあってもおもしろすぎるデザインです。

****
アムステルダムに二泊した後、5月6日にアントワープへ移動

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