ヤマホオズキ(ナス科)を探
し回り、やっと見つけて来ま
した。ヤマホオズキは除草
や伐採(自然災害も)などさ
れず、自然状態が残ってい
る、山地の谷間などに生育
する多年草。
全国的に見ても個体数が少
なく、近い将来、絶滅が危惧
される貴重種です。
人が入らない、雑草に覆われ
た窪地で見つけたヤマホオズ
キ。大感激の瞬間でした!
金剛山でも以前は、姿を見せ
ていたのですが、最近は目撃
情報が入ってきません。恐らく
人が行かない、自然度が保た
れている所をさぐれば、出会え
るチャンスは、あるように思いま
す。
ヤマホオズキの花
秋が深まってくると、果実は
赤くなります。赤くなったと
ころも見たいのですが、また
あの草ぼうぼうの所に、踏み
込んで行くのかと思うと、ち
ょっと腰が引けますが、、、
何日もかけて、探し出したヤ
マホオズキですが、この子た
ち、来年もこの場所で、私を
待っていてくれるかどうかは
??です、、、
毎年、同じ所に出るとは、限
らないという、やっかいな子
たち、なんですよ。
(日本の固有種)
赤くなったサンショウ
(ミカン科)の実。
サネカズラ(マツブサ科)
サネカズラの果実。晩秋には
赤くなります。
ホウチャクソウ果実
(イヌサフラン科)
アキノノゲシ(キク科)
ツリバナ(ニシキギ科)