オオナンバンギセル(ハマウツボ科)を見に、大和葛城山に登ってきました。
葛城山(959.2㍍)は、私のホームグラウンド・金剛山のお隣のお山。奈良盆地~大阪まで
眺望出来、晴れた日には淡路島から四国の山並みまで見えます。春には
一目百万本と称されるツツジが、山肌を真っ赤に染め上げ、多くの登山者で賑わいます。
この日は「天狗谷」コースを登りました。幾重にも続く階段に皆、汗だくでした
ちょっぴり、スリルが味わえる天狗谷の鎖場。
暑さに、ただ黙々と…。
途中、様々な花達に出会え、疲れも一時、忘れさせてくれました。 「イワタバコ」(イワタバコ科)
「サオトメバナ」(アカネ科)
「ヨウシュヤマゴボウ」(ヤマゴボウ科)
オニユリ(ユリ科)
コオニユリ(ユリ科)
ヤマユリ(ユリ科)
ナツノタムラソウ(シソ科)
シオデ(サルトリイバラ科)
オミナエシ(オミナエシ科)
ワレモコウ(バラ科)
カワラナデシコ(ナデシコ科)
頂上付近はほとんど樹木がなく、ススキの大草原が続き、
そのため草原性の植物が多く見られます。秋には白い穂で埋め尽くされます。
葛城山頂からの金剛山(1125㍍)
オオナンバンギセルは、ススキの根元に寄生する「寄生植物」。
ススキをかき分け、根元をさぐりながら探します。
見つけました! オオナンバンギセルです。
オオナンバンギセルは、ナンバンギセルとは違い、標高の高い所で育ちます。
花は大型で、花冠のフチにノコギリ状のギザギザがあり、区別はつきます。
オオナンバンギセル、たくさん咲いていました。もっと数が少ないのかと思っていましたが、
あちらこちらで姿を見られ、私の予想を超える花数に驚きました。
残念ながら花が痛んでいるものが多く、もう少し早めの方がいいのかな。贅沢は言えませんが…。
(2014・8.13)
昨年の5月に少しピークは過ぎていましたが
まだまだきれいな燃える葛城山へ~
私は、ロープフェーでした・・・
登山道は厳しそうですね
でも、やはり可愛いお花と出会えるには
楽してはあきませんね~
私の出かけた時期とは異なった景色を見せていただいて
嬉しかったです♪
山頂の標識の上に昇って写真撮ったんですよ(笑)
銀波たなびく景色も想像しながら拝見いたしました。
私が登ったコースは、そんなに危なくはありませんよ。それより暑さと階段の連続にはまいりました。コメント、ありがとうございました。
葛城山はツツジU+203CU+FE0Eと思っていましたが…U+2048
来年は頑張って?花を探しに登ってみます。