金剛山四季の花

金剛山(1125㍍)で撮影しました、四季折々の山野草を中心に
登山、催し、花など、宝石箱のような忍者のブログです。

オオナンバンギセル(大南蛮煙管)

2014年08月13日 21時36分59秒 | 

 

オオナンバンギセル(ハマウツボ科)を見に、大和葛城山に登ってきました。

葛城山(959.2㍍)は、私のホームグラウンド・金剛山のお隣のお山。奈良盆地~大阪まで

眺望出来、晴れた日には淡路島から四国の山並みまで見えます。春には

一目百万本と称されるツツジが、山肌を真っ赤に染め上げ、多くの登山者で賑わいます。

 

 

この日は「天狗谷」コースを登りました。幾重にも続く階段に皆、汗だくでした 

ちょっぴり、スリルが味わえる天狗谷の鎖場。

暑さに、ただ黙々と…。

 

途中、様々な花達に出会え、疲れも一時、忘れさせてくれました。 「イワタバコ」(イワタバコ科)

 

「サオトメバナ」(アカネ科) 

「ヨウシュヤマゴボウ」(ヤマゴボウ科) 

 オニユリ(ユリ科)

 

コオニユリ(ユリ科)  

ヤマユリ(ユリ科) 

ナツノタムラソウ(シソ科) 

シオデ(サルトリイバラ科) 

オミナエシ(オミナエシ科) 

ワレモコウ(バラ科) 

 

カワラナデシコ(ナデシコ科) 

 

頂上付近はほとんど樹木がなく、ススキの大草原が続き、

そのため草原性の植物が多く見られます。秋には白い穂で埋め尽くされます

葛城山頂からの金剛山(1125㍍)

オオナンバンギセルは、ススキの根元に寄生する「寄生植物」。

ススキをかき分け、根元をさぐりながら探します。  

 

見つけました! オオナンバンギセルです。 

 

オオナンバンギセルは、ナンバンギセルとは違い、標高の高い所で育ちます。

花は大型で、花冠のフチにノコギリ状のギザギザがあり、区別はつきます。

  

オオナンバンギセル、たくさん咲いていました。もっと数が少ないのかと思っていましたが、

あちらこちらで姿を見られ、私の予想を超える花数に驚きました。

残念ながら花が痛んでいるものが多く、もう少し早めの方がいいのかな。贅沢は言えませんが…。

(2014・8.13)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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4 コメント

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こんばんは~♪ (nobi)
2014-08-15 22:26:46
忍者さん、懐かしく見せて戴きました♪
昨年の5月に少しピークは過ぎていましたが
まだまだきれいな燃える葛城山へ~
私は、ロープフェーでした・・・
登山道は厳しそうですね
でも、やはり可愛いお花と出会えるには
楽してはあきませんね~
私の出かけた時期とは異なった景色を見せていただいて
嬉しかったです♪
山頂の標識の上に昇って写真撮ったんですよ(笑)
銀波たなびく景色も想像しながら拝見いたしました。
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(nobiさんへ) (忍者)
2014-08-16 00:23:47
 オオナンバンギセル、今年は豊作のようですよ。すぐに見つかりました。

 私が登ったコースは、そんなに危なくはありませんよ。それより暑さと階段の連続にはまいりました。コメント、ありがとうございました。
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Unknown (瀬奈)
2014-08-17 21:56:34
また、知らない花を見せていただきました。
葛城山はツツジU+203CU+FE0Eと思っていましたが…U+2048
来年は頑張って?花を探しに登ってみます。
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(瀬奈さんへ) (忍者)
2014-08-18 00:10:47
葛城山の頂上付近は草原ですので、金剛山では見られない、草原性の花が楽しめますよ。一度、登ってみて下さい。
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