今、地震の影響で東海道新幹線に閉じ込められている
早朝に名古屋に向かい、昼過ぎに帰路についていた
品川駅を出てさぁ東京かいというタイミングで列車の中が
暗くなり弾むほどの揺れを感じて停車してしまった
すぐにアナウンスがあり東北地方の大きな地震の影響だ
ということもわかったものの、引き続く大きな揺れに社内も
騒然となった
週末で小さな子供を抱えた母親たちも多く乗っているのだが
停電の影響でトイレが使えなくなり、少しパニクっていた
停電自体は数十分で復旧し、空調もトイレもOKとなった
手持ちの携帯電話は全く役に立たないのだが、周囲の人々は
徐々に使い始め、よく見ているとどうやら「×」なのはa社とs社
のようだった
当たり前の状況だが、自宅・奥さんの電話とも全くつながらず
一時s社はメールも飛ばない状況でずいぶんやきもきした
自宅も携帯もS社にまとめている
新幹線内の公衆電話からはド社の携帯にしかかからないと
いうことだし、IP電話である自宅には何度トライしてもつながら
なくて本当にイライラしてしまった
現在、既に18時となったがいまだ動き出す気配はない
もともとの到着予定時間が14時53分だったので、かれこれ
3時間以上閉じ込められている
その間に、となりの東海道線(在来線)の乗客は線路を歩いて
品川駅に行ってしまった
なんだかビールが飲みたくなってきたな・・・・
今月は、東京の大雪で東北新幹線に閉じ込められたし
今回は地震だし、なんかバチのあたることをしたようだ
今は過去となった2001年が舞台
過疎となった多摩ニュータウンと思しきところで
ふとしたきっかけから
小学校の校庭に埋めたタイムカプセルをあける
ために同窓会がひらかれた
夜空ノムコウという曲があり、その歌詞に
「あのころの未来にぼくらは立っているのかなぁ
全てが思うほどうまくはいかないみたいだ」
とある
70年代は大阪万博、その象徴は「太陽の塔」
21世紀になった今、太陽の塔は永久保存され
何もなくなった万博の跡地にポツンと立っている
太陽の塔には顔が3つある
背面に黒い「過去の顔」
正面中段に「現在の顔」
塔の頂上に「未来の顔」
岡本太郎は「未来の顔」を金色の丸顔と表現したが
「現在の顔」は苦痛に歪んでいるかのように見える
いつの時代も「輝く未来」は「苦しい現実」になるのだろうか
人類の進歩と調和、そう唱えてから40年前経った
パソコン・インターネット・電気自動車・・・・・
画期的な発明は人類を進歩させたのだろう
ただ、それで幸せになったという実感がないのは
どういうことだろう
久しぶりに高さ65mの巨大なオブジェが見たくなった