少々ブログの更新をさぼっている間にも本は読み続けている
すっかりBOの100円コーナー専門ではあるが・・・
この間、はまっていたのが今をときめく奥田英朗
たまたま手に取った「東京物語」が面白かったことから
その名も知らぬまま「イン・ザ・プール」「空中ブランコ」と
怪医伊良部先生のシリーズに進んだ
また、「港町食堂」など軽いものまでかばんに入れていたし
山本一力も続けている
その中で読了したのが西加奈子の「さくら」で、これはなんだか
最後まで一気に読んでしまった
非常に印象に残る小説だった
脚本家山田太一の「見えない暗闇」も読了
「異人たちの夏」以来、氏の作品はもともと大好きで見つけては
読んでいた
日々、糊口の要からヒトをだまし、ヒトに媚びて、モノを売りつけ
ていく仕事には閉口するばかりで、本のすきまに逃げ込んでいる
ときだけが自分を取り戻せる時間だ