なんだか変則な夏休みを終えて、大阪に向かっている
前半は王子とともに過ごして、後半は姫さまの高校説明会につきあった
その間に仕事で沖縄と佐賀に行ってきた
大阪は二週間ぶりだ
実家にいた母親が六月に転倒/骨折して入院していたのだが
先週から少し離れた場所にある慢性期医療施設に移った
今週末はそのお見舞いに出向く
母のことに関しては、実兄にすごく世話になっている
実兄が同居していてくれていなかったら、こうは進んでいなかったはずだ
新幹線はすでに浜松を過ぎた
毎回、こうやって早朝の新幹線で帰阪するのだが、いつも前夜はさみしさ
に耐えかねて酒を飲んでしまうのだが、この間から謹んでいる
酒を飲んで早く寝た方が体と心は楽なのだが、子供たちはもう少し一緒に
いたいのだそうだ
ありがたい話で、また後ろ髪をひかれてしまう
今回、休みの前半は王子から水泳の指導を受けてダイエットに励んだ
王子は先月、スイミングスクールで「一級」の資格をとって卒業した
ところで、泳ぎたくてうずうずしていたので、ちょうどよかった
一日は姫さまも一緒に泳げた
姫さまも6年生のときに「一級」をとっており、どちらかというと
フォームは姫さま、速さは王子と云う感じで、数年前まで泳ぎ方を
教えていた父はただの研修生に成り下がってしまった
王子曰く、父の平泳ぎはフォームがバラバラ、我流丸出しだと
じつは幼いころ、水泳が苦手だった
小学校に入った当初は泳げなかった
その後、海で遊ぶようになってだんだん泳げるようになったのだが
誰かに教えてもらったことがない
魚をついたり、ウニをとったりするのにフォームは関係なかったのだ
八月の関東は、晴れた日が極端に少なかった
王子とは十分にいっしょにいられたのだが、できれば焼けるような
青空の下、白い砂浜、きれいな海でいっしょに魚を追いかけたかった
いつかそんな日を作るぞ、と誓いながら大阪に向かっている
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