前回読了したものの続編
江戸深川発信の人情もの
人物描写もよく、キレのいい時代物の小説
今回は、尚平の大事なひとがさらわれてしまう
解けなかったなぞが意外なところから綻んでいく
二人を取り巻く好人物が小気味よく絡んで
物語は大団円へ
山本一力の時代物は絶品だ
時をかけずに読み進めてしまう
知らず知らずのうちに、江戸の訳知り顔になってしって
少々厄介な話だ
実際の東京で、こんなにキレのある毎日を
送れればよいのだが、今日も今日とて
ぐうたらしている内に一日が過ぎてしまった
後悔、先に立たず
そろそろまじめに働かねば・・・・