My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

Comply(コンプライ)のイヤホンチップ

2012-12-02 15:15:03 | イヤホン/ヘッドホン

私は、外出時に音楽を聴くためのイヤホンは、オーディオテクニカのCKM70を使用している。普段はあまり使わないが、長時間の移動の時に使っている。使い始めて、もう2年くらい経つかも知れない。

カナル型のイヤホンは、装着するパッド/チップで音質が大きく違う事は良く知られているが、耳と密着する分なので、密着具合で低音~中音の響き方、また材質による高域の吸収性などが影響していると思う。

それで、私は、色々試した結果、ある時から、ずっとComply(コンプライ)を使い続けている。それは、材質に低反発ポリウレタンを使っていて、音質、装着感、遮音性ともに良いからです。米軍ヘリコプター乗務員必携のアイテムだそうです。

ただ、難点を言えば、耐久性が無い事です。

使い続けると、反発性が無くなってきて戻りが悪くなる、また汚れが付く。

購入当時は、グレー色しか無かったので、汚れがすぐに目立ってくる。事実、私が使っているものも、すでに黒ずんでいた。

そこで、今回、買い換えることした。

今回は、黒色のものにしたが、同じタイプのものは、全て、耳垢ガードが付いたものになっていた。

耳垢ガードによって、高域が吸収されないか、心配したが、実際に使ってみると、そうでも無かった。

新しくしたら、装着感、密着性も良くなって、低音が豊かになった。

値段は少し高いけど、やっぱり、イヤーチップは、Comply(コンプライ)で決まりでしょう。お勧めです。

適合イヤホンも豊富で、型番ごとに適合イヤホンが違うので、良く調べて購入が必要です。

コンプライのHPを紹介しておきます。

http://www.comply.jp/


私の場合市販のイヤーチップで、CKM70合うものは、このコンプライ位しか無かったのも事実です。

また、CKM70自体も良いイヤーホンです。使い始めは篭った音でしたが、使い込むほどに良くなっていきました。今は、気に入っています。

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NJM製MUSES8920を試す

2012-12-02 12:36:50 | ヘッドホン・アンプ

東京出張の際に、話題になっていた新日本製のオーディオ用オペアンプMUSES8920を秋月電子通商で購入(@480)してきたので、私のDAC+HPAのヘッドフォン・アンプ部に使ってみた。

ヘッドフォン・アンプ部に装着したところ。

今搭載しているLM4562から交換してすぐ聴いた音は、冷たい鉄の中、或いは氷の部屋で聴いているような音。暖かみとか音の豊かさのカケラも無い。中音域がゴツゴツしていて硬くて耳が痛い。音に広がりも無くカマボコ状。低域も広がらない。

ダイアナ・クラールのピアノの力強い部分は、脳裏にコンコンと響く。木槌を叩いている様に聴こえる。

これが、MUSESの謳い文句のクリアで立体的な音??MUSESとは、「音楽、舞踏、詩や文学などを司る、知性と感性の神々。」って本当?疑いたくなくなる様な音。


そして、二晩電源を入れっぱなしにしておいた。約30時間経過だろうか。

そしたら状況は一変した。最初に聴いた音とは全く違う。素晴らしい!!!。

低域から高域まで良く出ている。楽器の音、ボーカルがほんとにスムーズな出音である。音の密度も高い。これは良い。

ヘッドホンを掛けている感じがしない。音に広がりがあって、ヘッドホンの外で音が鳴っているような感じだ。

Webで書かれている様に、やっぱりエージングが必要だ。何が変わって行くんでしょうね。分子の並びが変わる?

音の世界でのエージング効果は、何が起因しているのか、今だに良く解らないが、言えることは、使い始めの最初の音で判断しないことだ、必ず数時間使ってから判断する必要があることだ。

このICは新日本無線が音を何回も繰り返し聴いて、作り上げた自信作。まさにその意気込みが感じられる。

最初に、あの様に書いて大変失礼しました。訂正します。

私のHPAでは、暫くは、このICが居座りそうだ。

因みに、私がずっと使っているヘッドフォンは、オーディオテクニカ製のATH-AD1000である。

 

コメント (2)
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