最近はCDプレーヤーを良く弄ってる。
私のCayin CDT-23はトランジスタと真空管の両方の出力を持っているが、本日真空管出力部を切断してトランジスタ出力のみとした。
理由は以下である。
・トランジスタ出力のほうが音がクリアーで良い。真空管出力の音には少し不満があった。
・音源(音の入り口)はクリヤーな方が良い。
・音に色づけするには後段のプリアンプ、パワーアンプで出来る。私のシステムはプリアンプ、パワーアンプとも真空管。
・真空管のメンテナンスが面倒になってきた(ECC88)。寿命が来るとすぐに高域が出なくなる。
・出力波形の確認結果、真空管出力は高域部で少し歪みがある。一方トランジスタ出力はフラットで歪みも無い。
・真空管出力部への電源供給も同じトランスからなので、トランジスタ出力にも何か影響があるのではと考えた。
真空管への電源供給切断後の電圧をチェックしておいた。
切断前→切断後。ダイオード整流後の電圧。
○Op amp/Trへの電源レギュレーター入力電圧
+19.2V → +19.8V 、 -18.2V → -18.8V
○その他(5V系、3.3V系)電源レギュレーター入力電圧
+9.0V → +9.4V 、 +4.3V → +4.5V
少し電圧がアップしたが良い感じ。
Op amp後段のディスクリートTrアンプへはカップリングコンデンサなしで直結なので、ついでにOp ampの出力のオフセット電圧も測定しておいた。
Op amp(OPA627AP)output DC Lch -11.6mV Rch +7.2mV
まあ、こんなもんだろう。
真空管出力ブロックへの電源、信号は全部切り離したので、今は真空管出力は使えない。